コスモビジネスアソシエイツ株式会社

人事・財務・経理業務の一部をIBM大連ビジネスセンターに移管し、業務品質の向上と効率化を推進

掲載日 2017年08月17日

業務の省力化・効率化によって人をできるだけ生産や販売の現場に振り向けて、グループ全体としての効率化を図るため、BPOの着手を早めました

コスモビジネスアソシエイツ株式会社 代表取締役社長 大江 靖 氏

お客様名
コスモビジネスアソシエイツ株式会社

業種
Chemicals & Petroleum

地域

概要

コスモエネルギーグループのシェアードサービス会社であるコスモビジネスアソシエイツ株式会社(以下、CBA)は、業務の標準化や海外拠点を活用したコスト削減などで業務の品質向上と効率化を図るために、グループ企業から集約した業務の一部をアウトソーシングすることにしました。IBMビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)を採用し、グループ企業から取り込んだ人事総務、経理、財務業務の内、約5割をIBM BPO大連デリバリー・センター内に開設した大連ビジネスセンターに移管し、業務を開始しています。CBAは今後、IBMの協力の下、コグニティブやロボティクスなど最先端のテクノロジーも活用して、より一層生産性を向上させ、コスモエネルギーグループの間接業務のさらなる効率化を図っていく考えです。

お客様ニーズ
国内の石油需要が年々減少する中、コスモエネルギーグループではグループ各社の人事総務、経理、財務業務をCBAに集約し、バックオフィス機能を一元化することで、生産性向上とコスト削減を図ろうとしています。同社では当初、関係会社からの業務の取り込みを完了させた後に、それらをアウトソーシング(BPO)する計画を立てていましたが、業界再編が急速に進む中で、業務の集約を待っていては対応が遅れると判断し、BPOを早めることにしました。 事前に詳細な調査を実施しつつ、パートナーにはIBMを選定。その決め手になったのは、IBMがエネルギー業界でのBPOの実績があり、業務の特性を理解して確実に業務を行える『実行力』があること、IBM自身がBPOをした経験があることでした。さらに実際にIBMの大連BPOセンターの現地スタッフと円滑にコミュケーションできたことや、スタッフの業務知識が豊富だったことも決定を後押ししました。

ソリューション
CBAは、関係会社から取り込んだ人事、財務、経理業務の約5割をIBM BPO大連デリバリー・センターに移すことにしました。その6割強を占める人事総務業務は、人事関連で給与計算のほぼすべて、発令された人事異動の伝達作業、福利厚生の手続き、総務関連で研修手続き、持ち株会の事務の一部を大連で行います。経理については、棚卸会計や固定資産、債権債務残高、消費税計算など財務諸表の作成にかかわる定型業務を移管することにしました。財務では、支払伝票のチェック、銀行間の資金移動時の伝票起票と承認、銀行の預金残高と会計システムの残高照合の3つを移管しました。経理の移管業務の選定にあたっては、当初、本当に大丈夫なのかと不安があって、候補がなかなか上がりませんでした。しかし、依頼業務が少なくなるとBPOのメリットが得られないため、IBMのコンサルタントから他社事例を交えた助言を得て、それを安心材料として移管につなげていきました。

導入効果
大連ビジネスセンターでは、人事総務と財務の業務を2017年4月から、経理業務を6月から開始。いずれもスムーズに行われています。財務業務においては、IBMからの指摘を受けて意識改革に取り組んだ結果、資金繰りの手元資金残高のブレを従来の20分の1程度に抑えられるようになりました。 CBAでは、BPOへの取り組みによって社員の意識が変わったことを大きな成果の一つととらえています。さらに、同社がBPOを導入した背景には、属人的になりがちなオペレーションを脱却し、世界標準のオペレーションにしていくという狙いがあります。そのため、IBMとの協業により、自社だけではできないような標準化や効率化の実現に期待しています。加えて、CBAでは今後、AIやロボティクスなどの先進的なテクノロジーやノウハウを活用し、一層の業務品質の向上と効率化を目指していく考えです。

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

ソリューション

IBM ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)

Legal information

コスモビジネスアソシエイツ株式会社のロゴ


  • IBM「コスモビジネスアソシエイツ株式会社」詳細資料

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