株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

IBMのコンサルティングを通して課題を解明、全社的に業務プロセスの改善に取り組む

掲載日 2015年07月13日

お客様名
株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス

業種
Telecommunications

地域

概要

企業は、限られた資源「人、モノ、金」を効率よく使って業務を進めていきます。また、市場での占有率を高めていくために、品質の向上、費用の低減、納期の短縮といった改善に常に取り組んでいます。限られた資源で業務を進めながら、改善によって企業は成長し続けます。しかし、社内の視点から改善を試みても大きな効果が表れず、担当者のオーバーヘッドだけが増えて企業の成長が損なわれてしまうことがあります。そのようなときには、社外からの協力を得て、社内スタッフとは異なる視点で業務プロセスを見つめ直し、改善点を探し出すのも1つの方法です。
「公衆無線LANサービス」で国内最大級のスポット数を持つ株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(以下、Wi2)は、日本IBMを交えて業務プロセスの現状把握と課題発見に努め、大きな効果が得られる改善に取り組んでいます。

お客様ニーズ
社内の課題を解決するために社外の力を活用

公衆無線LANサービスは、スマートフォンやタブレット端末の普及とともに急増し、利用者の利便性を向上させています。また、飲食店などの経営者にとっては、顧客を店舗に呼び込むための大きなセールスポイントの1つになっています。Wi2は、鉄道駅や飲食店などを中心に国内最大規模数の公衆無線LANスポットを提供しています。また、最近増え続けている訪日外国人に対して無償で公衆無線LANサービスを提供するとともに、国内に幅広く展開したアクセスポイントからの情報を元にその利用動向を把握し、マーケティング情報として企業に提供するサービスも始めています。
このように質と量の両面からサービスの提供範囲を拡大し続けているWi2にも、取り組まなければならないいくつかの課題がありました。Wi2で技術部門を統括する取締役CTO 技術運用本部長 小松直人氏は次のように話します。「これまでは業務を進める上でスピードを重視してきました。その結果、本来必要であるドキュメントの整備や業務プロセスの標準化への対応がどうしても遅れてしまうことがありました。この課題を解決するために1年ほど前から社内スタッフだけで試行錯誤を続けてきて、ある程度の効果はあったのですが、飛躍的な効果でなく社内スタッフのオーバーヘッドにもなっていました」。
技術運用本部 開発検証環境チーム アシスタントマネージャー 矢崎昌弘氏は、ドキュメント整備や業務プロセスの標準化を早急に進めるべきと感じた具体例を次のように話します。「サーバーなどのサービスインフラで障害が発生したときに、復旧するための手順は決まっていたのですが、障害の影響範囲を把握するスピード感が十分ではありませんでした。また、アプリケーションに関しても、ドキュメントの整備不足により工数を費やしてしまうということが多々ありました」。
Wi2は、こうした課題を解決するために、社内スタッフのみで検討を続けるのでなく、社外からの協力を得て進めていこうと考えました。「Wi2社内だけで課題解決のための方法を考えても、それはWi2特有のものにしかなりません。Wi2が課題だと思っていることを、他の企業はどのように考え、どのように解決しているのかをいろいろと調べ、世の中で一般的に使われているフレームワークに社内のやり方を載せれば効果的に解決できるのではないかと考えました」(小松氏)。

ソリューション

導入効果


将来の展望


お客様情報

株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、公衆無線LANの通信インフラを構築し、快適で安心安全な通信サービスを提供しています。同社は、スマートフォンやタブレットなどの無線LAN対応機器の多様化と爆発的な普及によって欠くことができないものとなった公衆無線LANスポットを、主要鉄道駅やカフェ・ファストフード店などを中心に国内最大規模数で提供しています。また2020年に向け、企業・自治体など約20の参画パートナーとともに「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」プロジェクトを立ち上げるなど、インバウンドビジネスの活性化に向けた先進的な取り組みを進めています。


テクノロジープラットフォーム

ソフトウェア

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです.

ソフトウェア
IBM UrbanCode Deploy, Rational Team Concert

サービス
GBS AD&I - Application Development & Management

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