日東電工株式会社

将来の成長を支える“筋肉質のビジネス基盤”の確立。BPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)を利用し、中核事業へ経営資源を再配置

掲載日 2017年11月22日

IBM自身にも自社の業務改革に本気で取り組んできた経験があり、そのノウハウを当社の改革に生かせることも決め手となりました

日東電工株式会社 経営インフラ統括部門 専務執行役員 CIO  表 利彦氏

お客様名
日東電工株式会社

業種
Chemicals & Petroleum

地域

概要

2018年に創立100周年を迎えるNittoグループ(以下Nitto)は「Innovation for Customers」をブランドスローガンに掲げ、新しい発想でお客様の価値創造に貢献し、グローバルに成長し続ける100年企業を目指しています。中期経営計画Jitsugen-2019に掲げられた事業ポートフォリオ変革を進め、持続的成長を実現するためには、プロセスの簡素化や標準化による業務の効率化を推進し、経営資源を中核事業に集中させることが重要課題です。そのため、業務システムを刷新するとともに、間接業務プロセスの標準化を進め、クラウドを活用した先進的アウトソーシングであるIBMのBPaaSを採用しました。

お客様ニーズ
国内外のグループ約100社で事業展開するNittoでは、急激に変化する環境に応じて俊敏に対応できる機動性と、柔軟な拡張性を備えた組織に変革するために、バックオフィスの業務プロセスを改善することが課題でした。グループ各社でバラバラだった経費精算システムや運用形態を統一し、将来の成長を支える“筋肉質のビジネス基盤”をグローバルで確立して競争力をさらに高め、生産性向上や経営のスピード向上を図る必要があったのです。そこで、「非競争要因の業務は外部専門サービスを積極的に活用すること」と、「グローバルで業務を標準化するために、実績あるクラウドシステムを活用すること」を方針に掲げ、改革に着手しました。

ソリューション
業務システムにはSAP Aribaの調達・購買ソリューションと、コンカーの出張・経費管理ソリューションを採用するとともに、それらのクラウド・サービスを活用した業務プロセスのアウトソーシングについてはIBMをパートナーとして選定しました。BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とクラウド・サービスとを組み合わせた「BPaaS」を利用して、業務システムに紐付く形で業務プロセスもアウトソース。従来、異なる部署で処理されていた業務もIBM大連BPOセンターで集中管理することで、プロセス全体の効率化や整流化の視点が生まれます。また、いち早く成果を出すため、業務はまず“As-is”(現状のまま)で大連に移し、IBMのノウハウで効率化、標準化していく『リフト&シフト方式』を採用。さらに組織横断的な導入体制をとるなど綿密な検討をしたことで、日本と中国でのパイロット導入は構想開始から導入・本番稼働まで半年で実現しました。

導入効果
Nittoでは、実質的な効果が出るのは運用が組織に浸透し、本格的に軌道に乗った後ととらえつつも、BPOを進めることで他社との違いが見えてきた部分もあるといいます。また、業務プロセス標準化により、経営環境の変化に柔軟に対応していける機動的な組織風土に変わりつつあるというのが、今回のプロジェクトの最大の効果だと評価します。業務プロセスのアウトソーシングが社内に浸透し、人的資源の再配置、経営資源の中核事業への集中につながるとの認識が広がった結果、改革の機運が徐々に高まってきています。今後はさらに、AIやロボティクスなどの新しいテクノロジーの活用を進め、テクノロジーを駆使して経営に貢献できるような機動的な組織、業務メンバーになっていくことが期待されます。

製品・サービス・技術 情報

当事例で使用されている主な製品・サービスは下記の通りです。

サービス

IBM BPaaS(ビジネス・プロセス・アズ・ア・サービス)ソリューション

Legal information


  • 「日東電工株式会社」事例詳細資料(PDF)

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