IBM、2019年度第4四半期および2019年度通期の連結決算を発表 クラウドの好業績が収益成長を牽引。売上総利益率が大幅に増加


TOKYO - 22 1 2020:

2020年1月22日

[米国ニューヨーク州アーモンク 2020年1月21日(現地時間)発]

第4四半期

  • 潜在株式調整後の継続事業による1株あたり利益はGAAPベースで4.11ドル
  • 営業ベース(非GAAP)は4.71ドル
  • 第4四半期の収益は0.1%増の218億ドル
    • 為替変動の影響を調整した場合は1%増
    • 事業売却と為替変動の影響を調整した場合は3%増
  • Red Hatの収益は過去の業績との比較可能性を考慮して調整すると24%増
  • クラウド&コグニティブ・ソフトウェア事業とシステム事業の収益が成長
    • クラウド&コグニティブ・ソフトウェア事業は9%増
    • システム事業は16%増
  • 第4四半期のクラウドによる収益は21%増(事業売却と為替変動の影響を調整した場合は23%増)の68億ドル
  • GAAPベースの売上総利益率は190ベーシス・ポイント成長。営業ベース(非GAAP)の売上総利益率は230ベーシス・ポイント成長
  • Red Hat買収手続き完了以降、債務は100億ドル削減

2019年度通期

  • 潜在株式調整後の継続事業による1株あたり利益はGAAPベースで10.57ドル。営業ベース(非GAAP)は12.81ドル
  • 収益は3.1%減(事業売却と為替変動の影響を調整した場合は0.2%増)の771億ドル
  • クラウドによる収益は11%増(事業売却と為替変動の影響を調整した場合は14%増)の212億ドル
  • 事業活動による純現金収入は148億ドル、フリー・キャッシュ・フローは119億ドル

2020年度通期予測

  • 2020年度通期におけるGAAPベースの潜在株式調整後の1株あたり利益は10.57ドル以上、営業ベース(非GAAP)では13.35ドル以上を予測
  • フリー・キャッシュ・フローは約125億ドルを予測

IBM(NYSE:IBM)は本日(現地時間)、2019年度第4四半期および2019年度通期の連結決算を発表しました。

IBM会長、社長 兼CEOのジニー・ロメッティは、次のように述べています。「当社はクラウドの業績が加速したことにより、第4四半期に全般的な収益を成長に戻し、2019年を好調に締めくくりました。これにより、お客様がミッションクリティカルな業務をハイブリッド・クラウドに移行し、コグニティブな企業になるための取り組みの拡大を引き続き支援し、2020年も成長を継続できるようにしていきます。」

IBMシニア・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)のジェームズ・カヴァノー(James Kavanaugh)は、次のように語っています。「2019年に当社は業界で価値の高い成長分野への投資を続けるとともに、いくつかの事業売却と大規模な買収など大胆な措置を講じてきました。これは堅調な売上総利益率に反映されています。Red Hatの買収手続きを完了して以来、良好なフリー・キャッシュ・フローと規律ある財務管理により、当社は2019年下半期に大幅にレバレッジの解消(デレバレッジ)を行いました。」

キャッシュ・フローおよび財務状況
当社は第4四半期に事業活動により35億ドル(グローバル・ファイナンシング事業における売上債権を除くと67億ドル)の純現金収入を上げました。第4四半期のフリー・キャッシュ・フローは60億ドルとなりました。当社は配当により株主に14億ドルを還元しました。

2019年通期では事業活動により148億ドル(グローバル・ファイナンシング事業における売上債権を除くと143億ドル)の純現金収入を上げました。2019年通期のフリー・キャッシュ・フローは119億ドルとなりました。当社は57億ドルの配当と14億ドルの株式買い戻しにより、71億ドルを株主に還元しました。
2019年第4四半期末のIBMの手元現金は90億ドルで、これには有価証券が含まれます。グローバル・ファイナンシング事業の債務247億ドルを含めた債務総額は629億ドルとなり、第3四半期末から34億ドル、第2四半期末からは101億ドル、それぞれ減っています。

第4四半期のセグメント別業績

  • クラウド&コグニティブ・ソフトウェア事業(クラウドおよびRed Hatを含むデータ・プラットフォーム、コグニティブ・アプリケーション、トランザクション処理プラットフォームを含む)-- 収益は、8.7%増(為替変動の影響を調整した場合は9.4%増)の72億ドルで、クラウド、セキュリティー、IoTの成長が牽引しました。クラウド&データ・プラットフォームは19%増(為替変動の影響を調整した場合は20%増)。コグニティブ・アプリケーションは1%増。トランザクション処理プラットフォームは3%増(為替変動の影響を調整した場合は4%増)でした。
  • グローバル・ビジネス・サービス事業(コンサルティング、アプリケーション・マネージメント、グローバル・プロセス・サービスを含む)-- 収益は、0.6%減(為替変動の影響を調整した場合は0.3%減)の42億ドルで、コンサルティングは成長して4%増でした。
  • グローバル・テクノロジー・サービス事業(インフラストラクチャーおよびクラウド・サービスとテクノロジー・サポート・サービスを含む)-- 収益は4.8%減(為替変動の影響を調整した場合は4.0%減)の69億ドルでした。
  • システム事業(システム・ハードウェアおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアを含む)-- 収益は、IBM Z が62%増(為替変動の影響を調整した場合は63%増)と好調だったことに支えられ、16.0%増(為替変動の影響を調整した場合は16.5%増)の30億ドルでした。ストレージ・システムの収益は3%増でした。
  • グローバル・ファイナンシング事業(ファイナンシングおよび中古装置の販売を含む)-- 収益は、25.3%減(為替変動の影響を調整した場合は24.9%減)の3億100万ドルでした。この収益は、OEM商業ファイナンシングの段階的縮小を反映しています。

2019年度通期の業績
2019年度通期の業績には、2019年7月に手続きが完了したRed Hat買収に関連する事項の影響が反映されています。連結ベースの潜在株式調整後の1株あたり利益は前年通期の9.52ドルから11%増の10.56ドルになりました。連結純利益は前年比8%増の94億ドルでした。通期の収益は、前年通期の796億ドルから3.1%減(事業売却と為替変動の影響を調整した場合は0.2%増)の771億ドルでした。
継続事業による営業ベース(非GAAP)の潜在株式調整後の1株あたり利益は12.81ドルで、前年通期の13.81ドルから7%減となりました。2019年通期の営業ベース(非GAAP)の純利益は、前年通期の127億ドルから10%減の114億ドルとなりました。

2020年度通期予測
2020年度通期におけるGAAPベースの潜在株式調整後の1株あたり利益は10.57ドル以上を予測しています。また営業ベース(非GAAP)では13.35ドル以上を予測しています。営業ベース(非GAAP)の潜在株式調整後の1株あたり利益予測は、購入済無形資産の償却、その他の買収関連費用(ファイナンシングのコストなど買収手続き完了前の費用を含む)、退職関連費用、および米国の税制改革法案成立による影響として、1株あたり2.78ドルを除外しています。IBMは約125億ドルのフリー・キャッシュ・フローを予測しています。

以上

当報道資料は、2020年1月21日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2020-01-21-IBM-Reports-2019-Fourth-Quarter-and-Full-Year-Results (英語)

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