IBM、オープン・イノベーションの促進と保護の強化を目的に LOT Networkへ参加

PAE(特許主張主体)による訴訟からの保護に取り組む非営利の企業コミュニティー、LOT Networkへの参加により、 IBMは80,000件を超える追加の特許および特許出願をもってLOTの活動強化へ

TOKYO - 15 1 2020:

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2020年1月14日(現地時間)発]
IBMは、自社で行っているオープン・イノベーションおよび責任ある技術スチュワードシップへの取り組みに関し、LOT Networkへの参加を通じて大きな一歩を踏み出したことを発表しました。LOT Networkは企業各社で構成される非営利コニュニティーで、さまざまなPAE(特許主張主体)から加盟企業を保護する防護壁の構築に取り組んでいます。

PAEは第三者から特許を取得し、その特許侵害を理由に企業を提訴して利益を得ようとする存在です。これは、膨大な費用につながるだけでなく、イノベーションの妨げになる可能性もあります。LOT Networkでは200万件を超える特許資産により企業をPAEから保護しています。対象の特許資産がPAEの手に渡った場合、LOT Networkの加盟企業は当該特許のライセンスを受けられます。すなわち、PAEはその特許の侵害に対して加盟企業を訴えることができなくなります。

IBMのLOTネットワークへの加盟により、IBMのイノベーション保護、およびIBMの顧客、開発者、同じ目的を持つ同業の企業からなるエコシステムがサポートされます。本日の発表をもって、IBMは80,000件を超える特許および特許出願をLOT Networkの対象特許に追加し、こうした特許でPAEから守り、業界全体のオープン・イノベーションを促します。

IBMは2019年、LOT Network設立メンバーであり、企業向けオープン・ソース・ソフトウェア・ソリューションの世界主要プロバイダーであるRed Hatを買収しました。LOT Networkの創設をサポートする際、Red Hatはこのオープン・ソース・コミュニティーにおけるイノベーションの保護に努めたほか、特許がPAEの手に渡った際には自社特許の使用許諾をLOT Networkの別の加盟企業に付与することに同意することで、自らが責任ある特許スチュワードであることを証明しました。

IBM クラウド&コグニティブ・ソフトウェアのシニア・バイス・プレジデントであるアービンド・クリシュナ(Arvind Krishna)は次のように述べています。「四半世紀以上にわたって米国で最も多くの特許を取得している企業として、IBMはイノベーションの境界線を常に広げ、一部の破壊的技術により、私たちの生き方や働き方を改善してきました。LOT Networkのメンバーシップを通じて、Red Hatを含む同じ目的を持った組織のグループに加わります。こうした組織は、従来の特許の活用を保護することに大きな価値を認識し、現在および将来のためにオープン・イノベーションを促進します」

LOT NetworkのCEOであるケン・セドン(Ken Seddon)氏は次のように述べています。「600社を超える企業が加盟しているLOT Networkのコミュニティーにとって、IBMの加盟は喜ばしいことです。IBMは、イノベーションを特許化し洗練されたIPビジネスを実践することにおいて、大きな実績を有しています。IBMがLOTネットワークに加盟することは、PAEからの特許リスクの低減というLOTのミッションと軌を一にするものであり、IBMが加盟することで、企業が共同して特許濫用を軽減することを促進します。」

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