BNPパリバ、elaw、エクソンモービル、Home TrustがIBMクラウドを採用

IBMのパブリック・クラウドは、新機能により、さらにミッション・クリティカルなワークロードを実行する企業にとって最もオープンでセキュアなプラットフォームに

TOKYO - 23 10 2019:

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2019年10月22日(現地時間)発]

IBM(NYSE:IBM)は本日、BNPパリバ、elaw Tecnologia SA、Home Trustをはじめとする非常に厳しい規制をもつ業界のお客様が、ミッション・クリティカルなワークロードの実行環境としてIBMクラウドを採用したことを発表しました。また、エクソンモービルもIBMパブリック・クラウドを利用して、燃料の消費者のデータを保護する極めて安全な環境を実現します。

さらに、IBMパブリック・クラウドを企業にとって業界で最もセキュアでオープンなクラウドにする以下の新機能も発表しました。

  • 業界で唯一のクラウド向け商用最先端暗号化方式「Keep Your Own Key」 。これは、企業独自の暗号鍵(およびそれらを保護するハードウェア・セキュリティー・モジュール)の制御を維持できるようにするものです。自社データへのアクセスを制御できるのはお客様だけになります。
  • 機密性の高いワークロードをセキュアに実行できる仮想サーバーの性能を格段に向上します。次世代仮想サーバーの帯域幅を最大80 Gbpsに拡大しました。これにより、IBMパブリック・クラウドは、これまでより素早くIBMパブリック・クラウド・サービスにアクセスし、これまでよりも柔軟にネットワークをスケーリングできるようになります。
  • 最近発表したサンパウロ(ブラジル)のアベイラビリティ・ゾーン(AZ)に加え、トロント(カナダ)および大阪(日本)にAZによるIBMのグローバル・クラウド・データ・センターの拠点を拡大(2020年予定)。これらのリージョンにより、お客様はハイブリッド・クラウド環境でミッション・クリティカルなワークロードやアプリケーションを素早く展開し、エンタープライズ・グレードのインフラストラクチャーからAIサービスまでの一貫したIBMパブリック・クラウド・サービスを利用しやすくなります。
  • 世界で最もスマートなスーパーコンピューター「Summit」および「Sierra」を支えているのと同じIBM Power Systemsテクノロジーが、2019年末までに一部地域のIBMクラウドで利用可能になる予定です。AIアプリケーションの開発およびトレーニングを開始するための新たな強力な選択肢として期待されています。さらに、IBM Power Systems上でのRed Hat OpenShiftのサポートにより、お客様のワークロードに合わせて柔軟でセキュアかつオープンなハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームを提供するというお客様に対するIBMのコミットメントが強化されます。
  • IBM Security Advisorで仮想サーバーやコンテナ、クラウド上のサービスなどのセキュリティー設定ミスを検出できるようになりました。お客様はクラウドの環境と自社のセキュリティーをより適切に評価し、必要な是正措置を講じることが可能になりました。

IBMは、クラウド事業の過去12カ月間の売上高が200億ドルを超えたことを先週発表しました。本日の発表は、最近買収したRed Hatのものも含め、IBMのプライベートおよびオンプレミス環境向け現行クラウド・オファリングを補完し、包括的でオープンなマルチクラウド・ハイブリッド・ソリューションの提供を可能にします。

IBMクラウド&コグニティブ・ソフトウェアのシニア・バイスプレジデントであるアーヴィン ・クリシュナ(Arvind Krishna)は次のように述べています。「Kubernetesおよびコンテナーをベースにしたオープン・アーキテクチャーは、第2のクラウド・イノベーションの波をもたらしています。IBMが2年をかけて進めてきたオープン・ソース・ソフトウェアを基盤とするパブリック・クラウドの強化を完了させたのもそのためです。本日、IBMパブリック・クラウドの新機能を発表することにより、最高レベルのセキュリティー、優れたデータ保護、Red Hat OpenShiftを実行するためのエンタープライズ・グレードのインフラストラクチャーをお客様に提供する取り組みはさらに一歩前進します。」

利用者のエクスペリエンスが最も優先されるBNPパリバ(BNPP)のような銀行は、発展するセキュリティーと規制上のガイドラインや、多様かつ複雑なデータとワークロードを管理する一方で、急速に変化する顧客のニーズに対応しなければなりません。

BNPPは、セキュリティーとコンプライアンスに対するニーズが増大し続ける中で、上記の課題を克服し、自社の発展とイノベーションを促進するために、IBM Cloudを活用し、ハイブリッド・クラウド戦略を採用しています。これには、最適な両方の環境(プライベート・クラウドのセキュリティーとパブリック・クラウドの多様性および経済性)を提供するIBMパブリック・クラウド・テクノロジーに基づくBNPP専用クラウドが含まれます。2020年半ばに提供開始される予定のこの専用クラウドは、IBMのWatson AIサービスを含む幅広いIBM CloudのIaaSサービスとPaaSサービスへのアクセスを提供し、可用性とレジリエンシーを高めるためにパリ地域のBNPP専用マルチゾーン・リージョンで運用されます。BNPPは、この専用クラウドに自社のITとアプリケーションを移行し、米国、アジア、欧州のIBMパブリック・クラウドで補完する予定です。BNPPとIBMは連携して、BNPPの重要なバンキング・ワークロードが直面している規制とセキュリティー管理への準拠を支援するために、クラウド・プラットフォームを定義し、確立することを目指しています。

BNPパリバのグローバルCIOであるバーナード・ガヴガニ(Bernard Gavgani)氏は、次のように述べています。「金融サービス業界では規制による制約が増大しているため、金融機関は、これまでクラウド、特にパブリック・クラウドの利用に関して課題に直面してきました。IBMと協力することにより、当社は、コンプライアンスを維持するために必要なセキュリティーと共に、パブリック・クラウドによって提供されるイノベーションと俊敏性を実現できます。このアプローチによって、当社は、イノベーションを推進し、カスタマー・エクスペリエンスを改善し、新たなビジネス・モデルを採用し、AIなどの新しいテクノロジーを活用できるようになります。」

法務管理の企業向けソリューションの開発を専門とする企業、Elaw Tecnologia SAはIBMと共に、煩雑かつ大量の法務を自動化し、IBM Cloudでホストされる新たなコグニティブ・ソリューションを開発しました。

ElawのCEOであるギリェルメ・ボルドネ(Guilherme Bordon)氏は、次のように述べています。「ブラジルの厳しい労働法により、膨大な労働関連の訴訟が生じています。訴訟手続きを合理化するために、当社はIBMと協力して、当社の弁護士の効率性と生産性を高めるためにAI対応の訴訟手続き管理ソリューションを開発しました。このソリューションは、ElawがIBM Watson APIにアクセスし、手続きを自動化し、機密情報に対してセキュアなプラットフォームを提供することができるように、IBM Cloudでホストされます。」

エクソンモービルは、カスタマー・エクスペリエンスの革新とデジタル・トランスフォーメーションを実現する方法を模索し続けています。自社の米国モバイル決済アプリケーションとロイヤリティー・アプリケーションをIBM Cloudでホストすることにより、エクソンモービルはガソリン・スタンドを訪れた顧客に便利かつセキュアなエクスペリエンスを提供しています。

エクソンモービルの消費者マーケティング・マネージャーであるデビン・ミラー(Devin Miller)氏は、次のように述べています。「当社の顧客がガソリン・スタンドを訪れるたびに、顧客を「感動させる」チャンスが生じます。これは、当社が常に顧客の期待を超えることができるデジタル・エクスペリエンスの構築を進めている主な理由です。Exxon Mobil Rewards+アプリの基礎としてIBM Cloudを利用することにより、当社は顧客情報をセキュアな環境で確実に保護することができます。これは、顧客の信頼とロイヤリティーを高め続けるために不可欠です。」

カナダを本拠とする、連邦政府によって規制された信託会社であるHome Trustは、その業務を変革するために先ごろ自社のITインフラストラクチャーをIBMのパブリック・クラウドに移行しましたが、同社のプラットフォームやアプリケーションにおけるエンドツーエンドの可視性と管理はそのまま維持しています。クラウドに移行することで、Home Trustは、柔軟でスケーラブルなコンピューター・サービスへのアクセスだけでなく、AIを含むより高付加価値のテクノロジーにもアクセスできるようになり、同社のオファリングのデジタル・トランスフォーメーションを図っています。

Home TrustのCIOであるビクター・ディリシオ(Victor DiRisio)氏は、次のように述べています。「多くの金融機関にとって、基幹システムをアップグレードすると、基盤となる事業運営が混乱し、効率性に影響が出る可能性があります。IBM Cloudを選択することで、当社のIT環境を最新のものにすると同時に、クラウド・コンピューティングの経済的なメリットを実現することができます。それにより、新たなソリューションがすぐに使用可能かつ迅速に配備できるようになり、最終的には秀でたカスタマー・エクスペリエンスの提供が可能となります。」

IBM Cloudについて

IBMでは、業界をリードするエンタープライズ・ハイブリッド・クラウド事業を構築しています。これには、広範囲にわたるas-a-serviceのオファリング、ソフトウェア、ハードウェア、およびプロフェッショナル・サービスが含まれ、それによりIBMはパブリック、プライベートおよびオンプレミスの各環境にわたってクラウド・ソリューションのコンサルテーション、移行、構築および管理を提供します。19カ国に60を超えるクラウド・データセンターと6地域に18のアベイラビリティー・ゾーンを擁する自社の世界的なネットワークを通じて、IBMのパブリック・クラウドは、すべての業種の企業がセキュリティー、レジリエンシー、パフォーマンス、およびグローバルな導入の各要件を満たせるようにすることができます。オープン・ソースでマルチテナントの環境上に構築されているため、お客様は、エンタープライズ・グレードのIaaSと業界をリードするPaaSへのセキュアなアクセスが可能となり、最新の開発者機能とすぐに使えるイノベーション・エンジンを手にします。これには、AI、ブロックチェーン、IoT、サーバーレス、量子コンピューティングなど、190を超えるクラウド・ネイティブのAPI、および隅々まで一貫した機能が含まれています。

詳しくは、https://www.ibm.com/cloud/public(US)をご覧ください。

IBMの将来の方向性と意図に関する記述は予告なしに変更または撤回される場合があり、それらは単に目標や達成目標を示したものです。

当報道資料は、2019年10月22日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースを参考にしています。原文は下記URLを参照ください。

https://newsroom.ibm.com/2019-10-22-Aegean-Airlines-BNP-Paribas-Elaw-Tecnologia-SA-and-Home-Trust-Select-IBM-Cloud-for-Mission-Critical-Workloads (英語)

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