IBM、DataOpsの高速化に役立つ新しいデータ準備ツールを発表

新しいInfoSphere Advanced Data Preparationがデータ準備を自動化し、DataOpsの合理化とAI導入の高速化を支援

TOKYO - 12 7 2019:
2019年7月12日

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2019年6月28日(現地時間)発]:IBM(NYSE:IBM)は本日、新しいデータ準備ソリューションを発表しました。このソリューションは、お客様がDataOpsプロセスを改善できるよう支援し、AIに向けたデータ準備を迅速かつ効率的に行えるようにするものです。

データ準備は機械学習モデルと予測モデルの構築に欠かせない手順ですが、その一方で、極めて多くの時間と労力を要する工程でもあります。そのため、多くのデータサイエンティストはデータ準備に作業時間の最大80%を費やすことを余儀なくされています 。正確なモデルを作り上げるうえで、そしてより正確な洞察を引き出すうえで、データの質が非常に重要な要素であることは揺るぎのない事実です。しかし、データ準備という時間集約的なプロセスによって、しばしばAIプロジェクトには滞りが生じてしまいます。

このプロセスを簡素化するため、IBMは本日、InfoSphere Advanced Data Preparationを発表しました。この新しいソリューションは、お客様が生のデータセットをフォーマット、構造化、リッチ化することにより、そのデータセットを分析プロセスや定型レポート作成に向けて変換するうえで役立ちます。データ準備ソフトウェアのプロバイダーであるTrifactaと共同開発した、この新しいInfoSphereソリューションは、お客様の既存のデータレイクなどのデータ環境と合わせて動作するよう作られています。

この新しいInfoSphereソリューションには多くの機能が搭載されています。その機能の1つである直観的なダッシュボードは、さまざまなデータ準備プロセス、例えばデータの質やリネージュ(データの発生した場所がどこなのか、どのような来歴をもつのか)を対象とするトラッキングの進行状況を視覚化します。お客様は、このソリューションで整えられたクリーンなデータセットを、お好みのビジネス分析ツールに移すことができます。

InfoSphere Advanced Data Preparationはお客様のデータレイクやデータウェアハウスの上に位置する形で自動化された変換機能を提供します。ビジネスユーザーやデータサイエンティストは、このソリューションが有するセルフサービスのユーザーインターフェースを通じ、データセットを分析に向けて評価、調査、準備、リッチ化することができます。このツールは、ただデータ準備を行うだけではなく、ビジネスに対応したデータ洞察を生み出せるよう、あらゆる技術知識レベルのユーザーを支援します。

南アフリカ・スタンダード銀行でデータ資産管理プラットフォーム部門代表を務めるドゥミサニ・エムティムクル(Dumisani Mthimkhulu)氏は、次のように述べています。「AIに向けて準備を整えた正確なデータセットがあれば、それを足がかりにして、あらゆるタイプの新しいビジネス・ケイパビリティーを実現できます。当社が戦略的な決定に踏み切れるのは、データが整理され、信頼できるものとなっており、当社のデータサイエンティストがそれを利用して非常に有意義なモデルを構築できるためです。」

TrifactaのCEOであるアダム・ウィルソン(Adam Wilson)氏は、次のように語っています。「どの企業も、戦略的な意思決定のためにデータを活用することを考えるようになっています。一方で、分析や機械学習、AI関連の取り組みが、低品質なデータと非効率なデータ準備プロセス、不十分な統制によって妨げられているケースも見受けられます。この度、Trifactaがデータ準備に対して用いているセルフサービスの手法が、IBMのInfoSphereやWatsonといった革新的なプラットフォームに導入されることとなり、大変嬉しく思います。これによって当社は、IBMのエコシステムに加わっているビジネスユーザーの広範な基盤に向けて支援を提供することができます。当社とIBMの協力で生まれたこのソリューションは、一元的に管理され統制された環境においてセルフサービスの分析を行う企業を支援して、そのような分析に向けたデータ準備を加速できるようにします。」

IBMのData and AI担当バイス・プレジデントであるダニエル・ヘルナンデス(Daniel Hernandez)は、次のようにコメントしています。「この新しいInfoSphereソリューションは、拡大を続ける当社のDataOps 関連の製品・サービスのラインナップに加わり、手間のかかる準備作業の多くを自動化することでデータサイエンスやAIモデル構築の仕事に素早く取りかかれるよう企業を支援します。」

IBM Data and AIについて
詳しくはhttps://www.ibm.com/analytics/(US)をご覧ください。

当報道資料は、2019年6月28日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://www.prnewswire.com/news-releases/ibm-unveils-new-data-prep-tool-designed-to-help-speed-dataops-300877587.html(US)

関連する XML feeds
Topics XML feeds
Corporate

IBM、IBM ロゴ、ibm.com、InfoSphereならびにWatsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corp.の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml (US)をご覧ください。