花王の研究開発の効率を向上させる「統合検索システム」の構築を支援 研究開発に利用する社内外のさまざまな情報を一括で検索できるため、効率化と創造的な研究が可能に


TOKYO - 11 6 2019:
2019年6月11日

日本IBMは、花王株式会社(社長・澤田道隆、以下 花王)のデジタル変革を支援し、研究開発における効率を向上させ、より創造的な研究を行うための「統合検索システム」の構築を支援しました。「統合検索システム」は、複数のシステムに蓄積されている社内外の情報を横断的かつ効率的に検索できます。「統合検索システム」は第一弾として、スキンケア製品開発における利用を本年1月から開始しました。

花王の中期経営計画では、2030年までに達成したい姿としてグローバルで存在感のある会社を掲げています。花王は経営全般にAIなどの最新技術を活用するために全社横断の専門部署「先端技術戦略室」を2018年4月に設立し、販売、研究、サプライチェーンなど9つの領域を対象に、情報活用の仕組みを刷新することに取り組んでいます。研究分野においては、開発を進めるために必要なデータ探索時間の短縮や、取得データの品質向上を図ることが求められていました。

日本IBMは、花王のデジタル変革を支援するため、コンサルティング・サービスを提供して課題の抽出や戦略策定を行い、「統合検索システム」を構築しました。研究員が製品開発を行う際には、社内報告書や社外の技術文献検索サービスと連動し、技術情報を入手したり、過去の重複した研究の有無、既存製品に対する消費者の声などを調査するため、情報収集に多くの時間が費やされています。「統合検索システム」は、商品情報、試験情報、社内研究報告書、社外の技術文献、開発上のヒント集など複数のシステムに蓄積されているデータを横断的かつ効率的に検索できます。そのため、欲しい情報を効率よく入手でき、得られた情報の品質も高くなります。また、研究員は創造的な研究を行うための時間を多く確保できるため、競争力ある研究開発に注力できます。

今回、自然言語のデータを統合的・横断的に収集し、高度な分類・分析を行うことができるソフトウェア「IBM Watson Explorer」を活用しました。「IBM Watson Explorer」は、構造化データと非構造化データ、内部データと外部データをまとめて収集および分析し、パターンと傾向を発見し、ビジネス上の決定を支援することができます。

「統合検索システム」は、スキンケア製品開発を対象に利用を開始し、今後、他の製品開発にも展開していく予定です。

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