IBM、2018年度第4四半期および2018年度通期の連結決算を発表 第4四半期は前年同期比で利益率が拡大、通期での収益成長


TOKYO - 23 1 2019:
2019年1月23日

[米国ニューヨーク州アーモンク 2019年1月22日(現地時間)発]

第4四半期 ハイライト
- 潜在株式調整後の継続事業による1株あたり利益はGAAPベースで2.15ドル
- 2017年米国減税雇用法に関連した19億ドルの費用を含む
- 同、営業ベース(非GAAP)の1株あたり利益は4.87ドル
- 第4四半期の収益は3%減(為替変動の影響を調整した場合は1%減)の218億ドル
- グローバル・ビジネス・サービス部門およびコグニティブ・ソリューションの収益は前年同期比で成長
- 売上総利益率は前年同期比で10ベーシス・ポイント成長。税引前売上高営業利益率は前年同期比で50ベーシス・ポイント以上成長
- サービス事業の売上総利益率は引き続き、前年同期比で大幅に拡大

2018年度通期 ハイライト
- 潜在株式調整後の継続事業による1株あたり利益はGAAPベースで9.51ドル
- 2017年米国減税雇用法に関連した20億ドルの費用を含む
- 同、営業ベース(非GAAP)の1株あたり利益は13.81ドル
- 収益は1%増(為替変動の影響を調整した場合は変動なし)の796億ドル
- 戦略分野による収益は9%増の398億ドル
- クラウドによる収益は12%増の192億ドル
- 第4四半期にaaS(as-a-Service)で提供されたクラウドの年間ランレートは、前年同期から18%増(為替変動の影響を調整した場合は21%増)の122億ドル

2019年度通期予測
- 2019年度通期におけるGAAPベースの潜在株式調整後の1株あたり利益は12.45ドル以上、営業ベース(非GAAP)では13.90ドル以上と予測しています。
- フリー・キャッシュ・フローは約120億ドルを見込んでいます。

IBM(NYSE:IBM)は本日(現地時間)、2018年度第4四半期および2018年度通期の連結決算を発表しました。

IBM会長、社長兼CEOのジニー・ロメッティは、次のように述べています。「2018年、当社は、ハイブリッド・クラウド、AI、アナリティクス、セキュリティにおける当社のサービスおよび市場をリードするソリューションへの需要の拡大を反映し、通期での収益成長に回帰しました。BNPパリバをはじめとする世界中の大手のお客様がIBMクラウドおよび当社が培ってきた業界専門知識を活用して自社のビジネスを変革し、イノベーションを推進しています。」

IBMシニア・バイスプレジデント兼最高財務責任者(CFO)のジェームズ・カヴァノー(James Kavanaugh)は、次のように語っています。「第4四半期に当社は売上総利益率および税引前利益率の両方を伸ばしました。2018年に当社はビジネスモデルを見直し、収益、営業利益、1株あたり利益を成長させるとともに、堅調なフリー・キャッシュ・フローを実現しています。当社は引き続き、業界の高価値で新興分野に向けたポートフォリオを最適化し、株主に投資を還元していきます。」

キャッシュ・フローおよび財務状況

当社は第4四半期に事業活動により41億ドル(グローバル・ファイナンシング事業における売上債権を除くと73億ドル)の純現金収入を上げました。第4四半期のフリー・キャッシュ・フローは65億ドルとなりました。当社は14億ドルの配当と20億ドルの株式買い戻しにより、株主に計35億ドルを還元しました。2018年12月31日の時点で、IBMには株式買い戻し承認による33億ドルの残金があります。

当社の2018年度通期のフリー・キャッシュ・フローはグローバル・ファイナンシング事業における売上債権を除くと119億ドルとなりました。当社は57億ドルの配当と44億ドルの株式買い戻しにより、101億ドルを株主に還元しました。

2018年第4四半期末のIBMの手元現金は122億ドルです。グローバル・ファイナンシング事業の債務312億ドルを含めた債務総額は、458億ドルとなりました。当社の財務状況は依然として健全で、長期間にわたる事業を運営するための良好な態勢が整っています。

第4四半期のセグメント別業績

- コグニティブ・ソリューション(ソリューション・ソフトウェアおよびトランザクション処理ソフトウェアを含む)-- 収益は、変動なし(為替変動の影響を調整した場合は2%増)の55億ドルで、アナリティクスおよびAIを含むソリューション・ソフトウェアの成長が貢献しました。
- グローバル・ビジネス・サービス部門(コンサルティング、アプリケーション・マネージメント、グローバル・プロセス・サービスを含む)-- 収益は4%増(為替変動の影響を調整した場合は6%増)の43億ドルで、コンサルティング、アプリケーション・マネージメント、グローバル・プロセス・サービスにわたって成長がみられました。売上総利益率は300ベーシス・ポイント成長しました。
- テクノロジー・サービスおよびクラウド・プラットフォーム(インフラストラクチャー・サービス、テクニカル・サポート・サービス、統合ソフトウェアを含む)-- 収益は3%減(為替変動の影響を調整した場合は変動なし)の89億ドルで、ハイブリッド・クラウドの収益が成長しました。売上総利益率は140ベーシス・ポイント以上成長しました。
- システム(システム・ハードウェアおよびオペレーティング・システム・ソフトウェアを含む)-- 収益は、Power Systemsの成長をIBM Zの製品サイクルの影響が相殺して21%減(為替変動の影響を調整した場合は20%減)の26億ドルでした。
- グローバル・ファイナンシング(ファイナンシングおよび中古装置の販売を含む)-- 収益は11%減(為替変動の影響を調整した場合は9%減)の4億200万ドルでした。

税率

2017年米国減税雇用法が制定された結果、IBMは2018年に20億ドルの費用を計上しました。これには、主として、新しい海外低課税無形資産所得(GILTI)税に対する繰延税金に関係した第4四半期の19億ドルが含まれます。これは、2017年第4四半期に当社が計上した、米国の1回限りの移行税、未分配海外収入に対する外国税費用、繰延税金の再計算に関連した55億ドルの費用に追加されるものです。これらの費用は2018年第4四半期、2017年度通期、2018年度通期のGAAPベースの業績に含まれています。

この費用を含んだIBMのGAAPベースの税率は、2017年第4四半期の124%に対して2018年第4四半期は56%となりました。また通期では2017年度の49%に対して2018年度は23%となりました。

IBMの2018年における営業ベース(非GAAP)の業績および税率はこの費用を除外しています。IBMの営業ベース(非GAAP)の税率は、2017年第4四半期の6%に対して2018年第4四半期は12%でした。また通期では2017年度の7%に対して2018年度は8%となりました。

2018年度通期の業績

連結ベースの潜在株式調整後の継続事業による1株あたり利益は前年通期の6.14ドルから55%増の9.51ドルになりました。連結純利益は前年比52%増の87億ドルでした。通期の収益は、前年通期の791億ドルから1%増(為替変動の影響を調整した場合は変動なし)の796億ドルでした。

継続事業による営業ベース(非GAAP)の潜在株式調整後の1株あたり利益は13.81ドルで、前年通期の13.66ドルから1%増となりました。2018年通期の営業ベース(非GAAP)の純利益は、前年通期の128億ドルから1%減の127億ドルとなりました。

2018年度通期の戦略分野による収益は9%増の398億ドルとなりました。クラウドによる収益は12%増の192億ドルで、うち113億ドルはaaS(as-a-Service)で提供され、78億ドルはIBMのお客様がパブリック、プライベート、マルチクラウドの環境にわたってクラウド・ソリューションの導入を実現するためのクラウド関連ハードウェア、ソフトウェア、サービスによる収益です。第4四半期にaaS(as-a-Service)で提供されたクラウドの年間ランレートは、前年同期から18%増(為替変動の影響を調整した場合は21%増)の122億ドルになりました。

2019年度通期予測

2019年度通期におけるGAAPベースの潜在株式調整後の1株あたり利益は12.45ドル以上、営業ベース(非GAAP)では13.90ドル以上と予測しています。営業ベース(非GAAP)の潜在株式調整後の1株あたり利益予測は、購入済無形資産の償却、その他の買収関連費用(Red Hatの買収に関連した資金調達コストなど、買収手続き完了前の費用を含む)、退職関連費用、および米国の税制改革法案成立による影響として、1株あたり1.45ドルを除外しています。

フリー・キャッシュ・フローは約120億ドルを見込み、実現率はGAAPベース純利益の約100%を予測しています。

当報道資料は、2019年1月22日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
https://newsroom.ibm.com/2019-01-22-IBM-Reports-2018-Fourth-Quarter-and-Full-Year-Results (US)

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