関西学院大学 × 日本IBM AI共同プロジェクト


TOKYO - 10 7 2018:
2018年7月10日

報 道 各 位

関西学院大学
日本アイ・ビー・エム株式会社

関西学院大学と日本IBMは、AIテクノロジーが大きく社会構造と仕事の在り方を変える中で、どういった人材を育成していくべきか、AIテクノロジーを大学の業務にどう活用していくかについて、2017年9月末より共同プロジェクトを立ち上げて議論を重ねてきた。

関学大はこのほど、同プロジェクトの成果としての「AI活用人材育成プログラム」を同大の全学部生を対象に2019年4月より開講する。さらに、関学大学生のキャリア支援を充実し満足度を向上させるために、IBM Watson Assistantを使った「チャットボット」を開発し、7月2日より運用を開始した。

「AI活用人材育成プログラム」の最大の特長は、AI人材を「AI・データサイエンス関連の知識を持ち、さらにそれを活用して、現実の諸問題を解決できる能力を有する人材」と定義し、文系・理系を問わず全ての学生を対象としている点にある。また、IBMが実際のプロジェクトを通じて得た最新の知見から、プロジェクトのメンバーに求められる能力・資質をルーブリックiに定めて、関学大教員と共同開発している点にある。

同プログラムは 10 科目(20 単位)で構成され、AIリテラシーに加えて、AIスキル、ITスキル、データサイエンススキルおよびPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)を組み合わせた極めて実践的で包括的なプログラムとなっている。18 単位~20 単位を取得した学生には、同プログラムの修了書を発行する予定である。授業は、同プログラム開発に携わった巳波弘佳・関学大理工学部教授(同大学長補佐)とAIに関するプロジェクト経験豊富な実務家教員が担当する。PBL科目では、日本IBMの共創施設「IBM Osaka Client Experience Center」(大阪・中之島)を活用しての演習も予定されている。

チャットボットは、学生の就活支援やキャリアに関する質問に回答するサービスで、就活の進め方、ノウハウ、実績、手続き方法といった約600の質問に対応している。学生は自らのモバイル端末から場所や時間を問わずに質問の回答を得られるようになり、利便性が向上し、満足度も向上する。また、学生がチャットボットを利用することにより、キャリアセンターの職員は面接練習やエントリーシート添削などの個別具体的な業務への対応を強化できる。チャットボットはIBM WatsonのWatson Assistant機能を活用してIBM Cloud上で稼働しており、学生特有の短文表現や若者言葉を考慮した10,000件以上のデータを学習し、学生利用に最適なチャットボットである。

「AI活用人材育成プログラム」及びIBM Watson Assistant を使った「チャットボットによるキャリア支援」は、関西学院が今年3月に発表した2039年を見据えた超長期ビジョン・長期戦略“Kwansei Grand Challenge 2039”にある、「真に豊かな人生」「質の高い就労」に向かうための具体的施策として推進されてきたものである。

今後も、関西学院の長期戦略に基づく具体的施策を、両者の共同プロジェクトとして展開していくことを検討している。

iルーブリック:評価基準を観点と尺度からなる表として示したもの。ここでは、能力・資質の達成度を測るために用いられている。

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