IBM、機械学習の無限の能力を発揮する Watson対応データ・プラットフォームを発表

世界最速のデータインジェスチョンエンジンと機械学習をサービスとして提供、ビジネス向けAIを加速

TOKYO - 31 10 2016:
2016年10月31日

[米国ネバダ州ラスベガス - 2016年10月25日(現地時間)発]

IBM (NYSE: IBM)は本日(現地時間)、企業がデータからより価値の高い洞察を得るために役立つIBM Watson Data Platformを発表しました。このプラットフォームは、世界最速のデータインジェスチョン(データの取得/取り込み/加工)エンジンとコグニティブな意思決定機能をデータの専門家に提供し、希望するサービスを使用して、IBMクラウドでコラボレーションできるようにします。また、IBMはIBM Watson Machine Learning Serviceも提供し、セルフサービスによる直感的なインターフェースで機械学習をシンプルにします。

IBMアナリティクスのシニア・バイス・プレジデントであるボブ・ピッチアーノ(Bob Picciano)は、次のように述べています。「機械学習は、驚くほど強力ですが、現在のデータ専門家の多くは、機械学習をビジネスで十分に活用するスキルと、データ・セットを使用して効果的にコラボレーションする能力が不足しています。Watson Data Platformは、コグニティブ・アシスタンスを機械学習モデルの作成に応用し、従来よりもはるかに迅速にデータから洞察を得られるようにします。また、機械学習のサービスと言語にアクセスするための一元化された場所が提供されるため、アプリの開発者から最高データ責任者まで誰もが、緊密に連携しながら、データの意味を理解し、より適切な問いかけをして、洞察に基づいたより効果的な運用を行うことができるようになります」

Apache Spark上に構築されたWatson Machine Learningは、構造化データと非構造化データの両方、およびオープンな機械学習ライブラリーから、インテリジェントに、そして自動的にモデルを構築して、事業運営へのモデルの展開を加速します。特許を取得済みの「データ・サイエンス向けコグニティブ・アシスタンス」のテクノロジーは、提供されたデータに対して個々の機械学習アルゴリズムを評価し、最もニーズを満たすアルゴリズムを推奨します。また、業界で最も包括的なアルゴリズムのセットが含まれています。

コラボレーションの実現によりビジネスに対するAIの影響力を強化
最近のハーバード・ビジネス・レビューの調査によると、80% の企業で、チームが共通のデータに基づいて連携できていないことが、ビジネスの目標を適時に達成できない原因だと考えていることがわかりました。*1 連携の図れていない組織で作業しているデータ専門家は、異なる言語でトレーニングを受けており、データに関する解釈が一致しておらず、データの収集とクレンジングに非常に多くの時間を費やしています。Watson Data Platformは、このような課題のすべてに対処するために役立ちます。

Watson Data Platformは、使用する必要がある言語、サービス、ツールを適用し、1つのデータ・セットを基に連携を図れるようにすることで、データ・サイエンティスト、データ・エンジニア、ビジネス・アナリスト、開発者などのデータの専門家たちによる高度なコラボレーションを実現します。また、データ専門家は、このプラットフォームを使用し、企業全体における洞察を簡単に視覚化して共有することができます。

Watson Data Platformでは、Apache Spark、IBMクラウド、コグニティブ・コンピューティング、天気予報会社に対するIBMの投資を生かし、IBM Researchによって開発された複数のテクノロジーを活用しています。データ専門家のための、以下の機能を備えています。

企業では、IBMクラウドで提供するWatson Data Platformを通じて、外部と自社のデータを結合し、データを管理し続けながら、プロセス、プライバシー、規制上の要件に対応するために組み込みのガバナンスを活用することができます。

Watson Data Platformでは、テクノロジー・サービス・プロバイダーのエコシステムを拡大し続けているため、データ専門家は、使い慣れた言語と好みのサービスを使用できます。IBMは、プラットフォーム・サービスを拡張するために、20社を超えるエコシステム・パートナー様にご協力いただいたほか、SQL、Python、R、Java、Scalaの各言語をWatson Data Platformに組み込みました。以下に、その一例を示します。

IDCのアナリティクス・情報管理担当グループ・バイスプレジデント ダン・ベセット(Dan Vesset)氏は次のように述べています。「データを処理するときに選択できるさまざまなツールと言語がデータ専門家に提供されます。データ専門家は、R、Python、Scalaのいずれの言語で記述されていようと、どの機械学習サービスや視覚化サービスを使用していようと、なじみのある言語やサービスでさえあれば、それを使用してデータを処理することを望みます。IBM Watson Data Platformは、オープンで堅牢なパートナーのエコシステムをデータ専門家にもたらします。このエコシステムにより、社内のコラボレーションを推進する使いやすいプラットフォームで、なじみのあるサービスが提供されます」

可用性
Watson Data Platformは、「Project DataWorks」を市場に導入します。また、データ専門家が必要なツールを必要なときに使用できるセルフサービス・プランとエンタープライズ・プランを通じて、IBMクラウドで速やかに使用できます。

IBM Watson Machine Learning Serviceは、最初はApache SparkML上に構築され、今後追加のアルゴリズムが組み込まれる予定です。また、IBM Bluemixまたはz/OS上のAPIであるWatson Data Platformを通じてアクセスできます。

*1 ハーバード・ビジネス・レビュー「From Data to Disruption: innovation Through Digital Intelligence」

当報道資料は、2016年10月25日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/50846.wss (US)

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