葛飾区防災システムの稼働を支援

過去の災害における教訓を踏まえ、葛飾区の災害対策本部体制を強化

TOKYO - 20 10 2016:
2016年10月20日

日本IBMは、東京都葛飾区が日本IBMの協力のもとに構築した「葛飾区防災システム」が、本年10月1日に稼働したことを発表します。

葛飾区は、区の基本理念である「夢と誇りあるふるさと葛飾」の実現にむけて、さまざまな取り組みを行っています。その中でも、「住み続けたいと思える、安全・安心なまちづくり」を主要課題の一つと捉え、来るべき首都直下地震や大規模水害に備え、住宅の耐震化、液状化対策、水害対策、避難所などの公共施設の防災機能の強化、自助、共助による地域防災力のさらなる向上の促進といったさまざまな対策を行っています。

葛飾区では、大規模災害時に迅速かつ的確に対応できる本部体制の充実・強化を図っていくため、膨大な災害・被災情報を集約し、共有、可視化することで災害対策の支援に役立てるとともに、避難所の運営や備蓄倉庫の物資管理などを支援するシステムの構築を進めました。

「葛飾区防災システム」の機能の一つである物資管理では、平常時は備蓄物資の在庫管理などに活用し、有事の際には同じ機能を用いて救援物資の在庫および避難所が必要とする物資需要の把握などを行い、被災者の支援に役立てることができます。これらの機能は、平成25年岩手県豪雨災害、平成27年関東・東北豪雨、平成28年熊本地震などで活用された実績を持つ、IBMのパッケージ・ソリューション「IBM業務支援Webプラットフォーム」を基に構築しています。また、本システムは、区内各所で発生した道路の通行止め情報、火災、床上浸水等の被害情報や現地写真を、現地からスマートフォンやタブレット端末で報告できる機能を有し、災害対策本部でリアルタイムに共有することにより、迅速な災害対策の支援を行うことができます。

システム基盤としては、「IBM業務支援Webプラットフォーム」に加え、地理情報プラットフォームとして課題解決や意思決定に役立ち世界中で多数の実績のあるEsri社のArcGISや、Excel業務イノベーションプラットフォームとして多数の実績持つデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社のxoBlos(ゾブロス)を採用し、災害対応の現場で必要となる地理情報やExcel帳票を提供します。

本システムはクラウドを活用し、庁舎の被災や長期間の停電が発生するような状況が発生しても、システム機能を継続して提供できます。

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