オープン・イノベーションでビッグデータの課題に挑むPOWER


TOKYO - 24 4 2014:

2014年4月24日

オープン・イノベーションでビッグデータの課題に挑むPOWER
最新のx86サーバーより50倍高速にデータから洞察を生み出す
「IBM Power Systems Sクラス」発表

日本IBM(社長:マーティン・イェッター)は本日、IBMの次世代プロセッサー「POWER8」*1を搭載し、ビッグデータ時代に合わせてデザインされた新しいスケールアウト型サーバー「IBM® Power Systems Sクラス」を発表します。「IBM Power Systems Sクラス」は2,400億円の開発費用と3年以上の歳月をかけて開発され、またPOWERアーキテクチャーに基づくオープンな開発コミュニティOpenPOWER Foundationの活動の成果を採用する業界初のサーバーです。新しいスケールアウト型Sクラス・サーバーは、Linux専用の「Power Systems S812L」および「Power Systems S822L」と、Linuxに加えAIXとIBM iの複数オペレーティング・システムに対応した「Power Systems S814」および「Power Systems S822」、「Power Systems S824」の5モデルで構成され、本年6月10日より順次出荷を開始予定です。


ビッグデータを超高速処理するためのデザイン:
IBMは、企業内外に溢れるビッグデータから迅速な洞察獲得を実現するため、「POWER8」では、膨大な計算に求められるメモリーバンド幅やI/Oバンド幅を従来比2倍以上に強化しています。「Power Systems」向けに最適化されたIBMのビッグデータ分析ソフトウェアと「Power Systems」によるベンチマークでは、最新のx86サーバーと比べ、50倍の速さでデータを分析しました。*2 また、複数の企業において、分析クエリーの速度が1,000倍以上にもなり、実行時間が数時間からわずか数秒に短縮されています。今回、最適化されたIBMの分析ソフトウェアを組み合わせた「BLU Acceleration – Power Systems Edition」および「IBM Solution for Analytics – Power Systems Edition」を提供します。「IBM Solution for Analytics」では、「IBM Cognos」、「IBM SPSS」、および「DB2 BLU Acceleration」を統合し、分析、演算、コグニティブ・コンピューティングといったデータ主導型のワークロードにおいて、今まで以上に迅速に洞察を獲得します。

高い経済性と信頼性を備えたクラウド基盤:
「POWER8」を搭載する「Power Systems Sクラス」は、最新のx86サーバーと比較して2倍のスループットを実現し、データセンターの設置面積や消費電力、冷却にかかるコストを削減してデータセンターの経済性を改善することができます。高い集約率で使用率を65%以上に高める「IBM PowerVM」は、仮想化ソリューションの脆弱性報告がゼロ件という驚くべき実績を残しており*3、また、グローバルの550社の企業調査*4では、「Power Systems」は可用性99.9978%という堅牢なシステムとして評価されています。多くのシステムを統合するプライベート・クラウド基盤として安心して選択できるとともに、OpenStackなどのオープン・テクノロジーへの対応により、お客様の案件に合わせたハイブリッド・クラウド環境の構築に最適です。


イノベーションを加速するオープン・プラットフォーム:
IBMは、IBM、Google、NVIDIA、Mellanox、およびTyanの5社で設立されたOpenPOWER Foundationを通じて、パートナーのみならず競合他社にもIBMの新世代プロセッサー「POWER8」の技術仕様をライセンスし、あらゆる人が利用できるオープンなコンピューティング・プラットフォームの構築を目指しています。25社のグローバルなテクノロジー企業が参加するOpenPOWER Foundationによって、POWERアーキテクチャーに基づくプラットフォームのイノベーションが加速され、その成果が「Power Systems」にも還元されます。

また、IBMはLinuxをイノベーションの原動力と位置づけ、Red HatおよびSUSE Linuxへの対応に加え、新たに「POWER8」でのクラウド・イノベーションを加速するLinux関連の2つの取り組みを追加します。

世界中に2,000万人以上のUbuntuユーザーを抱えるCanonicalとIBMとの協業により、クラウド環境に向けたLinuxアプリケーションの移行が容易になります。IBMは、本日発表の「Power Systems」および将来のすべての「POWER8」搭載システムで、Ubuntu Server、Ubuntu OpenStack、およびCanonicalのJujuクラウド・オーケストレーション・ツールの最新リリースを提供します。

*1 OpenPOWER FoundationのWebサイトで、「Technical Downloads」のセクション(http://openpowerfoundation.org/technical/technical-downloads/)をご覧ください。
*2 IBMの社内テストで、IBM DB2(BLUアクセラレーション・システムを搭載)と、同等の調整を施した競合他社製品の構成を使って、実質的に同等の2.6TBのオペレーション分析ワークロードを管理されたラボ環境下でそれぞれ実行し、比較を行いました。テストでは、同等のCognosレポート・ワークロードを実行する、60の同時ユーザー・レポート・スループットで測定を行いました。1時間当たりのレポート数(RPH)は、カテゴリー内の全レポートの完了時点で、レポートの各カテゴリーについて、完了したレポート数/時間数の合計として計算されます。競合他社製品の構成:HP DL380p、24コア、256GB RAM、従来型データベース、SuSE Linux 11SP3(データベース)およびHP DL380p、16コア、384GB RAM、Cognos 10.2.1.1、SuSE Linux 11SP3(Cognos)。IBMの構成:IBM S824、24コア、256GB RAM、DB2 10.5、AIX 7.1 TL2(データベース)およびIBM S824、16コア、384GB RAM、Cognos 10.2.1.1、SuSE Linux 11SP3(Cognos)。この結果は標準値でない可能性もあり、本番環境における実際のワークロード、構成、アプリケーション、クエリー、その他の変数によって変動する場合があります。
*3 出典: National Vulnerability Database, http://nvd.nist.gov/
*4 ITIC 2013 Global Server Hardware, Server OS Reliability Survey February 2013

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