IBMとパートナーのThe Weather Company、気象に関する高度な洞察をビジネスへ


TOKYO - 31 3 2015:

2015年3月31日

IBMとパートナーのThe Weather Company、気象に関する高度な洞察をビジネスへ

気象と業績との関連について理解を深めることで、業界で莫大なコスト削減が可能
The Weather Company、データ・サービス・プラットフォームをIBMクラウドに移行
IBMのオープン・プラットフォームを利用し、IoTソリューションを向上

[米国ニューヨーク州アーモンク、マサチューセッツ州アンドーバー - 2015年3月31日(現地時間)発]

IBM(NYSE:IBM)とThe Weather Company(同社のグローバルB2B部門であるWSIを通して)は本日(現地時間)、気象に関するリアルタイムの洞察をビジネスに取り込み、運用効率と意思決定を向上させることを目的とする、画期的な世界規模の戦略的提携について発表しました。この提携の一環として、WSIを含むThe Weather Companyは、同社の大規模な気象データ・サービス・プラットフォームをIBMクラウドに移行し、そのデータをIBMのアナリティクス・サービスやクラウド・サービスと統合します。

おそらく、気象はビジネスに影響を及ぼす最も大きな単体の要素であり、米国だけでも年間5,000億ドル近くの経済的影響の原因となっています(*1)。気象予測の精度が高まっているにもかかわらず、ビジネス・システムでは日々の変化はないものとされていることが一般的です。その結果、近い将来気象に関する大きな混乱(あるいは、十分に理解された行動や体系的な反応を引き起こすよくある混乱)が起こるとわかっていても、運用上の対応が行われるとは限りません。そこで、気象データを、Internet of Things(以下、IoT)対応システムと膨大な数に達しているデバイスから得た従来のビジネス・データやその他の豊富なデータと組み合わせることで、エンタープライズでの意思決定を根本から変えることができると期待されています。

IoTとクラウド・コンピューティングによって、10万基を超える気象センサー、航空機や無人機、何百万台ものスマートフォン、ビル、さらには移動車両からのデータの収集が可能になります。WSIの予測システムは、何千ものソースからデータを取り込み処理することで、世界約22億の予測ポイントに対応し、1日に100億件もの予測を提供する能力を備えています。

WSIは自社の気象データ・プラットフォームをIBMクラウドに移行することで、世界最大級のクラウド・ベース・アプリケーションの発展を加速させることができます。また、IBMとの事業提携により、企業のお客様や業界のエコシステムは、頻繁に更新される予測を含むWSIの気象データを運用や意思決定に容易に取り込めるようになります。企業のプロセスと統合された気象データを、サプライチェーンや顧客の購買パターンなどの情報ソースから得たデータと組み合わせることで、より有益な洞察を引き出すこともできます。

IBMとWSIは、次の3つの方法で企業に新しいクラウド・サービスを提供します。

IBMのクラウド・コンピューティング、業界コンサルティング、アナリティクスの専門知識と、WSIの精度の高い気象データや予測を組み合わせることで、両社は、業界が業績に対する気象の影響を理解した上で事業を運営し、地域単位で対策を講じることができる環境を実現できるようになりました。以下はその例です。

「この提携により、世界最大で最先端の商業気象会社とビッグ・データとアナリティクスのリーダー企業が協業することになります。これにより、企業や行政機関に対して、気温上昇に基づいた意思決定と業務遂行を支援するソリューションが、これまで不可能であった規模で提供されることによります」と、The Weather Companyの会長兼最高経営責任者であるデービッド・ケニー(David Kenny)は述べています。「これは、気象による影響を受けながらも、ビジネス上の成果に結び付けるのに必要とされる豊富なデータや意思決定のための機能強化を得られなかった企業にとっては、画期的な転換点です。弊社の高解像度の予測機能をIBMのアナリティクスと併用することで、企業は、新たな可能性を秘めた新展開を期待できます。」

今回の事業提携は、IBMが今後4年間に計画している30億ドルを超えるIoT関連の投資方針に沿って築かれていきます。この方針では、クラウド・サービス、ソフトウェア、および関連する知的財産のポートフォリオが開発されていく予定です。

「すべてのビジネス業務と意思決定は、クラウド経由で安全に配信された、リアルタイムでアクション可能な洞察に基づいて行うことができます。また、データは、全世界に設置されたセンサーから収集されて抽出されることになります。The Weather CompanyとIBMの事業提携により、リアルタイムな洞察がクラウドを介して安全に提供されるため、重要なビジネス・システムをよりスマートに実装できるようになります。」と、IBM Analytics担当の上級副社長、ボブ・ピッチアーノ(Bob Picciano)は説明しています。

WSIとIBMの新しい事業提携について詳しくは、www.ibm.com/IBMandWeatherwww.weathermeansbusiness.comをご覧ください。

#IBMandWeatherと#weathermeansbizで会話に参加してください。

IBMのInternet of Things事業について詳しくは、www.ibm.com/IoTをご覧ください。

The Weather Companyの気象専門部門であるWSIについて

Weather Means Business™:WSIは、気象ビジネス・ソリューションにおける全世界のリーダーで、顧客企業が最も正確で詳細な気象データを活用することにより、よりよい意思決定を行えるよう支援しています。

WSIは、航空、エネルギー、保険、メディアの各分野における世界有数の企業、および連邦行政機関や州行政機関にソリューションを提供しています。私たちは、気象に関する専門的な知識に基づき、The Weather Channel®、weather.com®、WSI、およびWeather Undergroundをはじめとするメディア・ポートフォリオを通じて全世界で何十億件もの天気予報を配信するThe Weather Companyとの事業提携を誇りに思っています。詳しくは、www.wsi.comをご覧ください。

(*1) 出典:U.S. Economic Sensitivity to Weather Variability, Bulletin of the American Meteorological Society(2011年6月)


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