IBM、Twitterデータを組み込んだ初のクラウド・データ・サービスを ビジネス・プロフェッショナルと開発者向けに提供


TOKYO - 17 3 2015:

2015年3月17日

IBM、Twitterデータを組み込んだ初のクラウド・データ・サービスを
ビジネス・プロフェッショナルと開発者向けに提供

100社を超える早期エンゲージメントでツイートをビジネスの洞察に転換
ソーシャル・データの利用による企業の意思決定において、
4,000人以上のIBMプロフェッショナルが企業のお客様を支援

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2015年3月17日(現地時間)発]

IBM(NYSE:IBM)とTwitter(NYSE: TWTR)は本日(現地時間)、ビジネス・プロフェッショナルや開発者がTwitterデータから実践的なビジネスの洞察を引き出すことを可能にする、業界初のクラウド・データ・サービスの提供を開始したことを発表しました。IBMとTwitterの提携では、100社を超えるお客様が早期エンゲージメントに参加されており、両社は既にソーシャル・データの利用による企業の意思決定において企業のお客様を支援しています。

Twitterは、世界中の他のデータ・ソースと異なります。Twitterは、リアルタイムで公開された、対話型のグローバル情報プラットフォームであり、あらゆるトピックに関するつぶやきが世界中から発信されています。

しかし、ビジネス・プロフェッショナルがソーシャル・リスニングを行うだけでなく、組織の最も重要な意思決定を十分な情報に基づいて行うためにTwitterデータを利用するには、膨大な情報から必要なデータを取り出す必要があります。IBMはそのため、天気予報、販売情報、製品在庫状況など、何百万もの公開もしくは組織内データとTwitterデータを組み合わせて補完・分析することで、データが示唆する強力な相互関係を明らかにして、よりいっそう実践的な洞察を引き出します。

Twitter Data Strategyのバイス・プレジデントであるクリス・ムーディー(Chris Moody)氏は、次のように述べています。「ビジネス上の意思決定の大半が、販売、プロモーション、在庫状況といった社内データに基づいています。そこにTwitterデータを活用することにより、意思決定に顧客の意見を容易に取り入れることができるようになります。さらに、IBM独自の機能によって、企業で有用なデータ活用が促されるため、小売・通信・金融など業界における急速な需要増加が期待されます。」

クラウドで提供する新しいIBMアナリティクス・サービスによって、企業や開発者は次のことが可能になります。


現在、4,000人以上のIBMプロフェッショナルがTwitterデータへのアクセス権を持ち、IBMの業界ソリューションやクラウド・サービスのアナリティクス機能を利用して、より一層、データを活用できるよう研修を進めています。


IBMとTwitterが提示するソーシャルに関する新たな洞察が、意思決定の向上を促進

IBMとTwitterは、世界の声をさまざまな角度からとらえたTwitter独自の概要と、ビジネスの意思決定者に実用的な洞察を提供するIBMならではの分析力とを組み合わせてビジネス上の意思決定を可能にするという、今までにない優位性を企業に提供します。過去に行った100件を超えるエンゲージメントから得たソーシャルに関する洞察のトップ3を紹介します。

1. 地理的条件は運命的な条件ではない。グローバル経済の時代ですが、各地域の特性はいまだに失われていません。同じデータ履歴を持つマーケティング・セグメントの加入者の間でさえ、チャーン(顧客離反)について地域ごとに顕著な違いが見られます。

チャーン率が高くなりがちな通信やメディアなどの加入型事業の多くは、複雑な分析モデルを開発して顧客回転率の把握と予測を行っています。しかし、特定地域の気象事象や特定時点の事象といった要因が及ぼす影響は十分に理解されていません。IBMは、Twitterデータとサービス中断の引き金となる雨、風、雪などの情報を組み合わせることで、気象事象、不満、顧客離反の相互関係を明らかにしました。また、天気のデータと組み合わせて地域別Twitterデータの分析を支援することにより、チャーン・モデルを大幅に改善し(場合によっては5%の改善)、お客様が回転率を最小限に抑えるための対策を講じられるようお手伝いすることがIBMには可能です。

2. 社内と社外の境界線はない。小売業の従業員離職率は、重要な顧客に直接影響を及ぼします。社内の出来事がソーシャルでの会話を通じて世間に知られるということがよくあります。密室はもはや存在しません。

IBMの分析モデルから、消費者は営業担当者と構築する関係を重視しており、その関係についてツイートしていることが判明しています。それぞれの味覚や好みが重要な飲食サービスでは特にそうです。関係が解消された後も消費者はツイートを行いますが、この場合は、その関係に対する喪失感や「やり直し」をしなければならないことへの不満などを訴えます。IBMはTwitterデータと共に、さまざまな店舗やレストランの顧客情報や財務実績を調査しました。従業員離職率への不満は売り上げにマイナスの影響を及ぼしただけでなく、重要な顧客に打撃も与えていました。ある調査によると、その影響が最も大きかったのは、顧客総数のわずか3.3%にしか相当しない顧客群だったものの、その小売業者や店舗にとっては実質的に日次で最大の粗利益をもたらす顧客が含まれていたことが判明しています。

3. ソーシャルに関する動向で流行に敏感に。Twitterは、個々のコメントに焦点を合わせると世界の動向について注目すべき実態が見えてくるため、アパレル業界にとっては需要を示す有効な前兆です。

メーカーは製造すべき製品や時期を把握する必要がある一方、小売の動向や習慣が常に変化しているため、その把握が難しく、需要への対応がままなりません。IBMは、Twitterがアパレル業界やその他のメーカーにとって有益な指標であることを確認しました。IBMリサーチの心理言語学分析技術を活用して、影響力のあるファッション・ブロガーが生成するTwitterデータのさまざまな心理的、認知的、社会的な特徴(および販売や市場シェアに関する情報などの運用データ)を抽出することで、メーカーは、よく売れる製品とそうでない製品の違いをより適切に把握できます。また、マーチャンダイジング戦略を改善して、将来の製品開発に情報を提供することもできます。

IBMグローバル・ビジネス・サービスのビッグデータ&アナリティクス担当グローバル・リーダーであるグレン・フィンチ(Glenn Finch)は、次のように述べています。「IBMとTwitterの新しい提携により、企業は数十億件というリアルタイムの会話を利用して、よりスマートな意思決定を下すことができるようになります。独自の専門知識、キュレーション、洞察により、Twitterデータは組織のすみずみまで意思決定を伝えることができるようになりました。」

TwitterとIBMの新たなコラボレーションについて詳しくは、www.ibm.com/IBMandTwitter またはhttps://blog.twitter.com/ibmをご覧ください。#IBMandTwitterで情報をフォローしてください。###

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