IBM、クラウド・データ・サービス拡充のためComposeを買収


TOKYO - 28 7 2015:

2015年7月28日

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2015年7月23日(現地時間)発]

IBM(NYSE:IBM)は本日(現地時間)、米国カリフォルニア州サン・マテオの非公開会社Compose, Inc.を買収したことを発表しました。Composeは、Webアプリやモバイル・アプリの開発者向けにMongoDB、Redis、Elasticsearch、PostgreSQL、およびその他のDatabase-as-a-Service(DBaaS)製品を提供しています。今回の買収は、オープンソースやクラウド・データ・サービスに関する開発者の生産性とイノベーションを加速するIBMの取り組みを前進させるものです。買収金額などの諸条件は公表していません。

クラウド・データベース分野は2019年までに140億ドル規模に成長すると予測されていますが、MongoDBなどのオープンソース・データベースはこの分野で高い占有率を誇り、急成長しています。開発者の中で人気を高めている原動力は、バックエンド・データベースやシステム管理といった作業や単調さから解放して、Webアプリケーションやモバイル・アプリケーションを簡単に構築して拡張できる能力です。これまでに、小売、IoT、高等教育、マーケティング・サービス、eコマースなど、さまざまな業界の数千の顧客が、Composeとともに100,000を超えるデータベースを構築しています。

IBMクラウド・データ・サービス担当ゼネラル・マネージャーであるデレク・ショトル(Derek Schoettle)は、次のように述べています。「Composeの幅広いデータベース製品は、実務で使用可能なオープンソースのデータベースを必要とする多くのアプリケーション開発者向けに、IBM のBluemixプラットフォームを拡充します。Composeは、幅広いDBaaSのサービスとハイブリッド・クラウド・デプロイメントの柔軟性を提供することによって、開発者が仕事に適したツールを使用できることを第一に考えるIBMの取り組みを前進させます」

IBMのクラウド・データ・サービスは、高度なセキュリティーと高いパフォーマンスを提供するIBMのクラウド・プラットフォームBluemix上で、開発者向けに構成可能な統合サービスを提供し、DevOpsサポート・チームが迅速に対応します。Composeは、とても人気が高く、実務で使用可能なクラウド・データ・サービスを開発者に提供するための拡張フレームワークをIBMに提供します。IBMのコンテナー化によるデータ・サービス手法は、新しいクラウド・データ・サービス製品の導入をさらに促進します。

Composeの共同創設者兼CEOのカート・マッケイ(Kurt Mackey)氏は、次のように述べています。「IBMと連携することにより、当社は自社データベース・プラットフォームの開発を促進して、さらに多くのサービスやサポートを開発者に提供する機会を得ることができます。開発者として、当社は大規模なデータベース管理の難しさを理解しています。私たちがComposeを設立した目的と同様に、お客様の負担を取り除き、お客様が好むエンジニアリング作業に再び注力いただきたいと考えたからです」

企業はデータベースの新しい管理技術の活用を求めていますが、データベース管理の専門知識を取得するために必要な予算やリソースをを必ずしも備えているとは限りません。Composeは新しいDBMS技術のセットアップ、管理、拡張、統合に関連した困難さやリスクを取り除きます。

DBaaS DevOps専門家による24時間体制の監視と管理のほかに、Composeは以下の機能を提供します。

Composeの買収は、IBMがクラウド全域におけるオープンソース技術やコミュニティーを対象とした取り組みの延長です。本発表と、Dockerを通じて当社のコンテナー技術を提供する先月の発表のほか、IBMはNode.js Foundationのプラチナ・スポンサーであり、Open Container ProjectのスポンサーであるCloud Foundry FoundationとOpenStack Foundationの創設メンバーとして役割を果たしています。

Composeについて
2010年創設のComposeは、自動スケーリング、運用可能データベースを提供して、ソフトウェア開発チームがデータ・サービスを迅速かつ容易に展開できるよう支援しています。Composeは現在、頻繁に使用されているMongoDB、Redis、Elasticsearch、PostgreSQL、RethinkDB の5種類のオープンソース・データベースをサポートしています。いずれのデータベースも数分でプロビジョニングができ、高可用性(HA)、フェイルオーバー、日々のバックアップ機能などが組み込まれています。さらに、ComposeはTransporterを提供して、データ・ストア間の継続的なデータの移動と同期を可能にします。どちらもサービスとして、また無償のオープンソース・アプリケーションとして利用可能です。3,600社を超える企業が、Composeがホストするデータベースを利用して自社アプリの24時間稼働を実現させています。

IBM Cloud Data Servicesにより、開発者向けサービスの作成方法やサービスの提供方法について詳しくは、http://www.dashdb.com(英語)http://www.cloudant.com(英語)をご覧ください。Twitterを@getdashDBや@IBMcloudantでフォローしてください。

当報道資料は、2015年7月23日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。

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