日本IBMとSAPジャパン、デジタル変革への支援を強化するため日本国内での協業を深化

タスク・チームを共同で設立し、専用トレーニングにより人材を増強

TOKYO - 27 7 2016:
2016年7月27日
日本アイ・ビー・エム株式会社
SAPジャパン株式会社


日本IBMとSAPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田譲、以下 SAPジャパン)はグローバル・レベルでのパートナーシップの深化を受けて、日本企業のデジタル変革への支援を強化するため両社の協業をより一層深化させます。

本年4月、IBMコーポレーションとSAP SEは企業のデジタル変革を支援するために両社のパートナーシップを深めることを発表しました。特に、コグニティブ技術の活用、カスタマー・エクスペリエンスとユーザー・エクスペリエンスの強化、業界ごとのデジタル変革に特化したロードマップの構築などを展開し、SAP S/4HANA®によってもたらされる新たな価値をオンプレミスおよびクラウドで、お客様に提供していく予定です。本日の発表は、グローバルの戦略にもとづいた日本企業向けの取り組みであり、グローバルで培った両社のスキルや知見を生かしながら、日本企業に最適なデジタル変革を支援していきます。

両社は日本での取り組みとして、IBM のコグニティブ・テクノロジーとSAP 社の最新技術を融合し、次世代のエンタープライズ・アーキテクチャー、並びにアプリケーション環境整備を推進します。それを支えるデジタル・コアとして、SAP S/4HANAおよび関連技術を中核に据え、お客様企業の新たな競争優位性を築くためにデジタライゼーションを加速します。また、旧来のウォーター・フォール型のシステム導入の進め方を見直し、エンタープライズ・アプリケーション環境整備の進め方そのものの変革を進めます。さらに、システム稼働後のアプリケーション・マネジメント・サービスの領域においてもコグニティブ・テクノロジーを適用することにより、ヘルプデスク機能の自動化や、変更影響の見極め、変更対応・管理のオートメーション化などに取り組みます。

日本での取り組みとして、物品・サービスの購入におけるカスタマー・エンゲージメントの向上を支援し、お客様のご要望、システム環境などに鑑み、適切な技術の適用を検討してSAPソリューションを展開していきます。そのため、想定されるビジネス・シナリオにもとづくデモ環境の整備、実際に体感できるようにした提案型の営業活動を両社共同で推進します。また、両社ではデジタル変革のタスク・チームを共同で設立し、運営します。その第1弾として、アパレル・流通業向けのビジネスを両社で進めていきます。これに伴い、SAPジャパンでは、SAPソリューションの100名規模の専用トレーニングを本年中に日本IBMに提供して導入を促進していきます。さらに、IoT(Internet of Things)などさらなるデータの利活用領域にも協業を広げていきます。

さらに、SAP HANAを活用したビジネスについても、両社の協力を深化させます。ダイナミックに拡張できる広大なメモリー領域とコンピューティングパワーを持つプラットフォームIBM® Power Systems上でSAP HANAを構築することにより、IoTデータなど多様なデータソースの予測分析をより高速・リアルタイムに実行できるだけでなく、高度な仮想化機能の活用により、1台に複数のSAP HANA環境を統合するなど、柔軟かつ安定した運用が可能となります。両社は、IBM Power Systems上でのSAP HANA環境の導入を推進するための専任の営業体制を設置し、デジタル変革によるお客様のビジネス成長の支援を共同で実施します。日本IBMは、本年5月9日にSAPジャパン本社ビルCOIL(Co-Innovation Lab)(東京・半蔵門)内に、SAP HANA on Power 検証センター*1を設立しました。当施設では、SAPパートナー各社向けにIBM Power Systems上のSAP HANAの実証テスト環境の提供および両社テクニカル・チームによる検証サポートを提供します。また、SAP HANAをご検討中のお客様に対して、IBM Power Systems上のSAP HANAの導入に向けた各種検証および実証テストを支援するマイグレーションアセスメントサービスの提供も行います。

IBMコーポレーションとSAP SEでは、グローバルのパートナーシップのもと、グローバルに展開しているデータセンターを利用し、高いセキュリティ管理やサービスレベル、災害対策機能など、基幹業務として安定稼働を求められるSAPアプリケーションに最適なクラウド・サービスであるSAP HANA Enterprise Cloudのサービス提供を行っており、今回の日本国内での発表により、クラウドを活用したソリューションの拡充も見込まれます。

注:
*1 米国テキサス州オースチンに本拠地のあるIBM Power Systems Center of Excellence for SAP HANAの日本拠点

<参考情報>


関連資料:

2016年4月6日発表のプレスリリース、抄訳版


2016年4月6日


IBMとSAP、顧客のデジタル・トランスフォーメーションを促進する大規模な投資計画を発表

包括的なプログラムで、IBMのコグニティブ機能、IBMクラウド、Power Systems、
SAP S/4HANA®、SAP HANA® Cloud Platformなどのテクノロジーとサービスを融合

IBM(NYSE:IBM)とSAP SE(NYSE:SAP)は、システムとプロセスの最新化を推進し、顧客がデジタルエコノミーに早期に参加できるように両社で取り組む計画を発表しました。

両社は特に、コグニティブ拡張機能、カスタマー/ユーザー・エクスペリエンスの強化、業界に特化した機能によってお客様の価値を高めるソリューションについて共同でイノベーションを進める計画です。SAP Business Suite 4 SAP HANA(SAP S/4HANA)ソフトウェアを導入すれば、これらすべての機能をオンプレミスとクラウドで利用できます。

両社は、長年にわたるパートナーシップをさらに深め、市場をリードする機能を組み合わせて比類のないソリューションを提供するため、ドイツのヴァルドルフとカリフォルニア州パロアルトに共同でリソースを配置する意向です。また、世界中のIBMとSAPのイノベーションセンターの顧客に対して新しいソリューションを提供し、ソートリーダーシップを発揮していきます。

IBMグローバル・ビジネス・サービス事業のシニアバイスプレジデントであるブリジット・ヴァン・クラリンゲン(Bridget van Kralingen)は次のように述べています。「将来的に、この発表の根本にあるコグニティブ、クラウド、コンシューマー・クオリティのエクスペリエンスという要素は、どの業界においてもビジネス戦略とビジネス価値をさらに発展させることでしょう。コグニティブ企業への発展を目指す顧客が簡単かつ早期に効果を得られる一連の補完的な機能も、正式リリースに向けて準備しているところです」

SAP SEエグゼクティブボードメンバーであり、SAPグローバル・カスタマー・オペレーションズ社長のロバート・エンスリン(Robert Enslin)は次のようにコメントしています。「今回の発表は、力強い成長を遂げている企業が、デジタルエコノミーのまたとないチャンスを活かせるように支援するというSAPのコミットメントに基づくものです。SAP S/4HANAとは、かつて業界の標準であったコアビジネスアプリケーションを再創造し、再び新たな標準を打ち立てたスイートです。喜ばしいことに、これまでは実現不可能だったビジネスモデルと成果を新たに創造するために、IBMとSAPが緊密に連携して明確なロードマップをお客様に提示していくこととなりました」

クライアントが新たな市場機会をつかむためにプロセス、業務パターン、エンドユーザーエクスペリエンスを再考し、ビジネスモデルを変えつつある中、両社は連携によって次のような効果を生み出せると考えています。

以上

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