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Local Motors、IBM Watsonを活用した自動運転車「Olli」を発表

Local Motors、IBM Watson IoT技術により乗客体験を変革:ワシントンDCにて運行を開始、マイアミ・デイド郡とラスベガスでも運行予定

TOKYO - 26 7 2016:

2016年7月26日

[米国メリーランド州ナショナルハーバー、2016年6月16日(現地時間)発]

最先端の自動車技術を統合し、3Dプリントによる世界初の自動車生産を手がけるLocal Motorsは本日、IBM (NYSE: IBM) Watsonの高度なコグニティブ・コンピューティング能力を統合した、初の自動運転車を発表しました。

Local Motors Debuts Olli, First Self-Driving Vehicle to Integrate IBM Watson

「Olli」と呼ばれる自動車は、メリーランド州ナショナルハーバーのLocal Motorsの新施設にて本日開催されたグランド・オープニングの場で披露されました。Local Motorsの最高経営責任者(CEO)兼共同創業者であるジョン・B・ロジャース・ジュニア(John B. Rogers, Jr.)氏とLocal Motorsの共同制作コミュニティーのデザイナーであるエドガー・サルミエント(Edgar Sarmiento)氏が、「Olli」に乗って登場しました。Olliは最大12人乗りの電気自動車であり、乗客体験を改善し自動車との自然な対話を可能にするための、自動車用IBM Watson IoTなどの世界最先端の自動車技術を搭載しています。

本日よりワシントンDC内の公道でOlliの運行が始まり、2016年内にはマイアミ・デイト郡とラスベガスでも運行開始を予定しています。

ロジャーズ氏は次のように述べています。「Olliは、長年課題とされてきたスマートかつ安全で持続可能な輸送ソリューションを提供します。Watsonを搭載したOlliとともに当社は自動運転車の世界に参入を果たしました。このために当社と共同制作コミュニティーとはこの1年間、ひそかに開発を進めてきました。すでにこの技術の採用を加速させる体制は整っており、当社の現行車種と近々発表される車種のほぼ全てに適用される予定です。我々のオープンなコミュニティーが、最新の高度な自動車技術を用いて何ができるのかを大いに期待しています。」

Olliは、クラウドで提供するIBM Watson IoTのコグニティブ・コンピューティング能力を利用して、車両全体に埋め込まれた30個以上のセンサーから収集される膨大な輸送データを分析・学習する初めての自動車です。Local Motorsのオープンな自動車開発プロセスを活用し、センサーを追加・調整しながら乗客のニーズや現地の好みを特定します。さらにプラットフォームでは、Speech to Text、Natural Language Classifier、Entity ExtractionおよびText to Speechの4つの開発者向けWatson APIを活用し、自動車と乗客との間のシームレスな対話を可能にします。

乗客はA地点からB地点まで移動する間に、Olliと自然な会話を楽しむことができます。例えば、どのような仕組みで作動しているのか、目的地はどこか、Olliはどのように運転上の意思決定を行っているのか、といった会話が可能です。WatsonはOlliに会話を理解する能力と、乗客が車に乗る際に発する質問、例えば目的地に関する質問「Olli、ダウンタウンまで連れて行ってほしい」や、特定の自動車機能に関する質問「この機能はどういう仕組みか」「まだ到着しないのか」などに答える能力を提供します。乗客はまた、目的地付近の人気のあるレストランや観光地について質問して、個人的な好みの分析に基づいた推奨情報を得ることも可能です。このようなOlliとの対話は、自律走行車の乗客が、楽しく快適で、直感的かつインタラクティブな体験を味わえるように設計されています。

IBM Watson IoT、コマースおよび教育担当ゼネラル・マネージャーであるハリエット・グリーン(Harriet Green)は、次のように述べています。「コグニティブ・コンピューティングは、無数の自動車用センターとシステムなどのIoTに接続されたあらゆるデバイスから収集される膨大な量のデータを利用して、お客様のために比類のないカスタマイズされた体験を創出するための驚異的な機会を提供します。IBMはLocal Motorsと協力し、IBM Watson IoTのコグニティブ・コンピューティング能力をOlliに注入することで、輸送の未来における革命を支援する一方で、自動運転車の世界で何が可能であるかを模索し、全ての乗客に他にないパーソナライズされた体験を提供できることを大変喜ばしく思います。」

Olliは本日正式に導入されましたが、公道におけるOlliの運行にはすでに関心が寄せられています。マイアミ・デイト郡は、数台の自律走行車をマイアミ市内で人々の交通手段として使用する試験プログラムを開始しています。

マイアミ・デイド郡のカルロス・ヒメネス(Carlos Gimenez)郡長は、次のように述べています。「マイアミ・デイド郡において、より活気にあふれ住みやすく持続可能な都市を創出し、住民の生活の質を向上させるという広範な目標の一環として地域の交通網の持続可能性を改善することは、私たちの最優先課題です。私たちのコミュニティー内で輸送とモビリティーを改善するためになすべきことは多々ありますが、自律走行車の導入は正しい方向への大きな一歩となります。」

Olliのデビューに伴い、Local Motorsはメリーランド州ナショナルハーバーに同社の新施設を本日オープンし、共同制作の発展と自動車技術の迅速な進歩に貢献する公共の場として活用します。同施設では3Dプリントで制作された同社の自動車が大型の3Dプリンターと共に展示されており、首都の将来の姿を示すインタラクティブな共同制作を体験することができます。同施設では一般の人々が3Dプリントや持続可能性、自律走行技術などについて学ぶことが可能であり、Local Motorのエンジニアと共に同社の共同制作コミュニティーに参加できるように、STEMをベースとしたプログラムの開発も進められています。

ナショナルハーバーのデベロッパー、Peterson Companiesの社長であるジョン・ペーターソン(Jon Peterson)氏は、次のように述べています。「ナショナルハーバーには魅力的でユニークなショッピング、食事、エンターテイメントを体験できる場所としての歴史があり、Local Motorsの活動拠点として理想的です。私たちはLocal Motorsを当地に迎え、交通産業の革命に重要な役割を果たせることを大変喜ばしく思っています。」

第1号のOlliは今年の夏はナショナルハーバーにとどまるため、今後数カ月間の特定期間において、一般の人々はOlliとの対話を楽しむことができます。Olliのコグニティブな乗車体験はLocal Motorsと、コグニティブ・モビリティー・アプリケーションの共同制作のための業界特化型インキュベーション・エンジンであるIBM Watson IoTのAutoLABとの協力により開発されました。Olliの追加生産は、フェニックス近郊にあるLocal Motorsの本社で行われています。

Olliとナショナルハーバーの新施設の詳細は、こちらをご覧ください。

Local Motorsについて
Local Motorsは自動車の設計、製造および販売を行うテクノロジー企業です。Local Motorsのプラットフォームはグローバルな共同制作とローカルなマイクロ製造とを組み合わせ、世界初の3Dプリント自動車などのハードウェアの革新を実現し、前例のないスピードで市場に投入します。詳細は、www.localmotors.comをご覧ください。

IBMについて
IBM Watson IoTについて詳細は、www.ibm.com/iot (US)をご覧いただくか、またはTwitterで@IBMIoT をフォローしてください。

当報道資料は、2016年6月16日(現地時間)にLocal MotorsとIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/49957.wss (US)

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