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TOKYO - 05 3 2014:

2014年3月5日

IBM、Cloudantを買収
Webアプリとモバイル・アプリの開発、ビッグ・データの活用を容易にする
オープンなクラウド・データベース・サービスを提供

[米国ニューヨーク州アーモンク、2014年2月24日(現地時間)発]

IBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日(現地時間)、マサチューセッツ州ボストンの非公開会社、Cloudant Inc.を買収について正式に契約を締結したと発表しました。Cloudantは、開発者が迅速かつ容易に次世代のWebアプリやモバイル・アプリを作成するために、データベース機能をサービスとして提供するDBaaS(Database-as-a-Service)のプロバイダーです。

Cloudantにより、IBMの主要な成長イニシアチブであるビッグ・データ、アナリティクス、クラウド・コンピューティングおよびモバイルの各ソリューションが強化され、お客様にさらなるメリットをもたらします。買収金額などの諸条件は公表していません。

ゲーム、金融サービス、モバイル機器メーカー、Eラーニング、小売、ヘルスケアなど、多岐にわたる業種のお客様が、すでにCloudantの技術を利用しています。

IBMのデータベース・アンド・データ・ウェアハウジング担当バイス・プレジデントであるショーン・ポーリー(Sean Poulley)は、次のように述べています。「IBMは、お客様がビッグ・データ、クラウド、モバイルのメリットを享受できるようにする取り組みにおいて、リーダー企業として重要な役割を担っています。Cloudantは、これら3つの変革領域を専門として、お客様が先進的で魅力ある、機能豊富なアプリケーションを迅速に市場投入することを可能にしてくれるでしょう。」

現在、企業は、さまざまなことが可能なWebアプリやモバイル・アプリの迅速な開発を求められています。モバイル端末の普及は、世界規模で急速に拡大しています。これにより、地理データを符号し、世界中に分散する構造化または非構造化データの増加とアプリへのニーズが高まっています。毎日、5ペタバイトのデータが、世界中の携帯電話契約者によって生み出されています。この需要の拡大に対応するには、膨大なユーザーや端末がネットワークを通じて、常に容易にデータにアクセスして利用できるようにする必要があります。

Cloudantは、オープン・ソース・データベースのコミュニティ、Apache CouchDBTMへの積極的な参加を通じて、高可用性、伸縮性に優れた拡張性、革新的なモバイル端末の同期を実現します。Cloudantは、クラウド・ベースでJSON形式のデータを処理するサービスを提供します。これにより、Webおよびモバイルの開発者は、他と比べて格段に使いやすいアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を使用して、急増するモバイル・データを迅速かつ容易に格納し、アクセスできるようにします。その柔軟性により、NoSQLデータベースは、徐々に開発者に受け入れられるようになっており、JSONは、Webおよびモバイル・アプリの開発者にとって、NoSQLデータベースの主要テクノロジーとなっています。

CloudantのCTOおよび共同創立者であるアダム・ココロスキー(Adam Kocoloski)は、次のように述べています。「IBMはデータ管理の分野で豊富な経験にもとづく歴史を持っており、IBMによってCloudantのテクノロジーは市場において真に差別化されるでしょう。IBMに加わることによって、Cloudantはかつてないほどイノベーションを推進できます。また、オープン・ソース・ソフトウェアにおけるIBMの実績は、Apache CouchDBプロジェクトとの間で進行中のコラボレーションを行っていくうえで、私たちに絶対的な自信を与えてくれます。CloudantにとってIBM以上に優れた共存環境は、他にはきっと見つからなかったでしょう。」

Cloudantは、DBaaSを提供することにより、IBMのビッグ・データとアナリティクスのポートフォリオを補完し、従来のデータ管理以上のものにします。このDBaaSにより、お客様は、拡張性に長けた魅力的なモバイル・アプリやWebアプリの開発を簡素化し、加速できます。また、Cloudantは、IBMのMobileFirstソリューションにとっても重要な役割を担います。これにより、IBMのモバイル・アプリ開発ソフトウェアであるWorklightを使用する開発者は、構造化/非構造化を問わずさまざまなデータを含む、柔軟で信頼性が高く拡張性に優れたアプリケーションを迅速に開発できます。

マネージド・クラウド・サービスとして提供されるCloudantのテクノロジーにより、アプリ開発者がデータベース管理の専門家である必要はなくなりました。データベース管理者(DBA)は、定常の管理作業に加え、より付加価値の高い業務に集中できます。

Cloudantの買収は、さまざまなホスティング分野でクラウド・アプリケーションを開発・テスト・展開・拡大・縮小するためのツールやリソースを開発者に提供します。これにより、IBMのクラウド・ソリューションを強化します。現在、CloudantはIBM SoftLayerプラットフォーム上で稼働し、IBMによるSoftLayerクラウド・インフラストラクチャーへの投資をさらに広げます。世界140カ国で提供されているSoftLayerは、クラウドへの容易な「入口」を提供し、お客様がモバイル機能を迅速に展開することを支援します。これにより、プライベート・クラウドのセキュリティー、プライバシー、高い信頼性に加え、パブリック・クラウドの高い経済性、柔軟性、速度を実現します。

CloudantのCEOであるデレク・ショトル(Derek Schoettle)は、次のように述べています。「CloudantがIBMに参加するという決定は、エンタープライズ分野におけるテクノロジーの新しい波がインフラストラクチャーの次元を超え、データ層で起きていることを示しています。IBMおよびSoftLayerと私たちの関係は、近年大きく発展し、より多くの接続端末が、かつてないスピードでデータを生成するようになっています。NoSQLに関するCloudantのノウハウは、IBMが持つエンタープライス・クラスの信頼性およびリソースと組み合わさり、IBMのポートフォリオに他社の追随を許さないデータ層サービスを追加します。」

CloudantのDBaaSは、クラウドの持つ可用性、伸縮性、リーチを自在に活用して、データ・デリバリーのグローバル・ネットワークを構築しています。そのため、アプリケーションのスケールアップが可能になるだけでなく、ユーザーがどこにいても可用性を保証できます。この他に、Cloudantのマネージド・クラウド・サービスとして次のようなものがあります。

Cloudantの買収は、2014年第1四半期の完了を予定しています。買収後は、IBMソフトウェア・アンド・システムズ・グループ内の事業部門である、シニア・バイス・プレジデントのボブ・ピチアーノ(Bob Picciano)率いるIBMの新組織、インフォメーション・アンド・アナリティクス・グループに統合される予定です。


Cloudantについて

Cloudantは、世界で最初のグローバル規模のDatabase-as-a-Service(DBaaS)プロバイダーです。大規模で成長の速いWebやモバイル・アプリを対象に、運用アプリケーション・データの負荷分散、ストレージ、解析、配信を行っています。マネージド・クラウド・サービスとして提供されるCloudantテクノロジーにより、開発者はデータ管理から解放されて優れたアプリケーションの開発に専念することができるため、製品の市場投入までの時間とイノベーションまでの時間(Time-To-Innovation)を大幅に短縮します。また、高可用性、伸縮性に優れたスケーラビリティ、革新的なモバイル・デバイス同期を実現します。詳細については、以下のURLを参照ください。
https://cloudant.com/


IBMのビッグ・データとアナリティクスの詳細については、以下のURLを参照ください。
http://www.ibm.com/systems/jp/technicalcomputing/bigdata.html

IBMクラウドの詳細については、以下のURLを参照ください。
http://www.ibm.com/cloud-computing/jp/ja/

IBM® MobileFirstの詳細については、以下のURLを参照ください。
http://www.ibm.com/mobilefirst/jp/ja/


当報道資料は2014年2月18日(現地時間)にIBM Corporationが発表したものの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/43238.wss (US)

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