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IBMの半導体事業をGLOBALFOUNDRIESが買収へ


TOKYO - 21 10 2014:

2014年10月21日

IBMの半導体事業をGLOBALFOUNDRIESが買収へ
買収により、GLOBALFOUNDRIESは半導体製造技術における世界的リーダーに
IBMは半導体の基礎研究とシステム・イノベーションに専念

[米国ニューヨーク州アーモンク、カリフォルニア州サンタ・クララ - 2014年10月20日(現地時間)発]

GLOBALFOUNDRIESとIBM(本社:米国ニューヨーク州アーモンク、会長、社長兼CEO:バージニア・M・ロメッティ、NYSE:IBM)は本日(現地時間)、GLOBALFOUNDRIESがIBMのマイクロエレクトロニクスに関連する知的財産、世界水準の技術者とテクノロジーを含むIBMのグローバルな商用半導体技術事業を買収する正式契約を締結したことを発表しました(買収手続きは、適用される規制当局の審査を満たした上で完了する予定です)。また、今後10年間、GLOBALFOUNDRIESは、22ナノメートル(nm)、14 nm、10 nm半導体に対するIBMのサーバー・プロセッサー向けの独占的な半導体技術の提供元となります。

IBMは本契約の成立によって、半導体の基礎研究と、次世代のクラウド、モバイル、ビッグデータ・アナリティクス、セキュアなトランザクションに最適化されたシステムの開発に一層専念することができます。IBMは、以前に発表したとおり、次世代のコンピューティングを主導するための半導体技術研究に対する5年間にわたる30億ドルの投資を継続します。この投資に伴い、GLOBALFOUNDRIESは、IBMと提携関係にあるニューヨーク州アルバニーのニューヨーク州立大学アルバニー校の研究施設であるColleges of Nanoscale Science and Engineering(CNSE)の研究成果に優先的にアクセスできるようになります。

GLOBALFOUNDRIESは、本契約の一環として何千件もの特許を含む相当数の知的財産を取得することで、世界最大級の半導体特許ポートフォリオを有する企業となります。また、半導体業界最高レベルのテクニカル・チームを取り込み、10 nm以下の最先端プロセス・ジオメトリーの実現を確固たるものにします。さらに、今回の買収により、業界をリードする無線周波数(RF)や特殊技術、ASICの設計能力におけるビジネス機会が得られます。

「今回の買収によって、半導体技術の開発と製造におけるGLOBALFOUNDRIESのリーダーシップが強固なものとなるでしょう」と、GLOBALFOUNDRIESのCEOであるサンジェイ・ジャ氏(Dr. Sanjay Jha)は述べています。「当社は、差別化された3DトランジスターやRFの先進技術をより幅広い形でお客様に提供できるようになります。また、設計エコシステムの向上によって、お客様の早期収益化を実現します。今回の買収を通じて、米国内での最先端の製造が増強され、ニューヨーク州やバーモント州で確立した関係が強化されるでしょう。」

「今回の契約によって、2009年のGLOBALFOUNDRIESの設立以来長年にわたる両社の提携が拡大し、GLOBALFOUNDRIESの能力に対する信頼によい影響をもたらすでしょう」と、IBMのリサーチ担当シニア・バイス・プレジデント兼ディレクターであるジョン・E・ケリー3世(Dr. John E. Kelly III)は述べています。「今回の買収に伴い、GLOBALFOUNDRIESの大規模な先進技術製造におけるリーダーシップと次世代の半導体技術を実現する取り組みにより、IBMは半導体および材料科学の基礎研究や高価値システムの開発能力と専門知識に専念できるようになります。また、ニューヨーク州とバーモント州による半導体業界の支援におけるリーダーシップと投資には非常に感謝しています。」

今回の買収により、米国内での半導体の製造および技術開発の促進が期待されます。GLOBALFOUNDRIESは、2014~2015年におよそ100億ドルの着実な資本支出計画を立てており、その大半がニューヨーク州に対する投資となる予定です。同社は、2009年以降、ニューヨーク州で3,000件近くの直接雇用を創出し、米国内では何千件もの間接雇用を創出した実績を持ちます。

GLOBALFOUNDRIESは、ニューヨーク州イースト・フィッシュキルとバーモント州エセックス・ジャンクションにあるIBMの既存の半導体製造工程および工場を取得・運営することにより、お客様へのサービス提供能力の向上と、同社の従業員への何千件もの雇用創出を目指します。また、IBMに残る半導体サーバー部門の従業員チームを除き、今回の事業譲渡に含まれる2つの工場のほぼすべてのIBM従業員は同社に引き継がれる予定です。今回の手続きが完了すると、GLOBALFOUNDRIESは米国北東部最大の半導体技術製造事業者となります。

また、GLOBALFOUNDRIESは、ASICやスペシャル・ファウンドリー、製造、関連する業務、販売を含むIBMの商用マイクロエレクトロニクス事業も買収し、これらの事業を拡大する投資を進める予定です。
IBMは、2014年第3四半期の決算で47億ドルの税引前経費を計上します。これには、資産の減損、IBMマイクロエレクトロニクス事業の売却にかかる推定コスト、GLOBALFOUNDRIESへの現金対価が含まれます。IBMからGLOBALFOUNDRIESへは、今後3年間にわたり15億ドルの現金対価が支払われる予定です。現金対価は、2億ドルと推定される運転資本額で調整されます。

買収手続きは、規制当局の要件や慣習上の必要条件を満たした上で完了する予定です。


GLOBALFOUNDRIESについて

GLOBALFOUNDRIESは、世界初のフルサービス半導体ファウンドリーとして、真にグローバルな事業を展開しています。2009年3月の設立以来、急成長を遂げ、現在では世界第2位のファウンドリー企業として160社を超えるお客様に先進技術と製造を融合させた独自のサービスを提供しています。シンガポール、ドイツ、米国に事業拠点を置くGLOBALFOUNDRIESは、3大陸にまたがって柔軟かつ安定的に製造業務を営む唯一のファウンドリーです。3カ所の300 mm製造工場と5カ所の200 mm製造工場を擁し、主流技術から最先端技術まであらゆるプロセスに対応できます。また、米国、ヨーロッパ、アジアの各半導体事業の製造工場周辺に位置する研究・開発・設計関連施設も、こうしたグローバルな製造業務を支えています。GLOBALFOUNDRIESは、Mubadala Development Companyが所有する企業です。詳細については、 http://www.globalfoundries.comを参照してください。

IBMについて

IBMの詳細は、こちらをご覧ください。
http://www.ibm.com

*写真は、関連する報道関係者向けのフォト・ネットワーク、およびhttp://www.newscom.comのFeature Photo Serviceのリンクから入手可能です。



当報道資料は、2014年10月20日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/45110.wss (US)

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