2015年8月19日
[米国ニューヨーク州アーモンク 2015年8月13日(現地時間)発]
IBM(NYSE:IBM)は、IBMの)とPlatform as a Service(PaaS)であるBluemix向けの新しい一連のサービスを発表します。これらのサービスにより、開発者はクラウド・ベースのアプリケーションに、新しいアナリティクス機能を素早く採用できるようになります。
今回発表するIBMクラウドの新しいツールは、開発者が自分のアプリケーションの機能範囲を拡大できるようにすることを目的としています。これにより、アプリケーションでのデータのアナリティクスや可視化の統合をシームレスに実現できる、より優れたクラウド体験をユーザーに提供できます。新しいツールは次の通りです。
- IBM Streaming Analyticsサービス:現在はオープン・ベータ版です。クラウド上で、データを即座に分析できる機能を提供し、何千ものソースを分析できます。Streaming Analyticsサービスでは、より効率的かつ容易にデータを可視化できます。また、完全にスケーラブルで、必要に応じてインフラストラクチャーを動的に拡大できるため、開発者は重要なビジネス・ロジックやアナリティクスの構築に集中できる時間を確保することができます。
- IBM® dashDB:一般に出荷されているパフォーマンスの高い、非常にスケーラブルなクラウド・データ・ウェアハウス・サービスです。クラウドでのシンプルかつ速やかな情報管理、アナリティクス、ビジネス・インテリジェンスの処理を可能にします。dashDBの更新内容には以下が含まれます。
- エンタープライズ・パフォーマンスの実現:IBMは、MPP(超並列処理)機能を追加し、より高速な照会処理を可能にしました。
- 互換性の強化:OracleやNetezzaとの互換性により、dashDB MPPは既存のデータベース資産と容易に接続し、超並列処理クラスター・アーキテクチャーに基づく新たなレベルのパフォーマンスを達成します。
- 既存のエコシステムの統合:企業は、組み込みのNetezza Analyticsのライブラリーや、Watson Analytics、R、Cognos、サード・パーティー製BIツールセット(Looker、Aginity Workbench、Tableauなど)との統合によって、より難しい問題をすばやく解決できます。また、dashDBは、Twitterデータやオープン・データと統合でき、DataWorksによるデータの準備をサポートします。
開発者は、次のサイトからこれらの新しいサービスにアクセスできます。https://console.ng.bluemix.net/
開発者にとって使いやすく、オープン・スタンダード・ベースのBluemixカタログには、今、最も注目されているオープン・ソース・テクノロジーとIBMやサード・パーティーのサービスが統合された100以上のツールやサービスが含まれており、開発者はクラウド・アプリケーションをより柔軟に構築、実行、管理できます。IBMは、2014年に10億ドルの投資を通じてBluemixを発表し、急速に世界最大のCloud Foundry(英語)デプロイメントに成長しています。また、最近では、米調査会社ESGによって(英語)、PaaS市場全体の10倍速いペースで成長していることが示されました。
BluemixとIBM Design Thinking手法を組み合わせたBluemix Garageのネットワークは、サンフランシスコ、ロンドン、トロントでの成功をはじめとして、活況となっている世界中の起業家コミュニティーを中心に、物理的なコラボレーション空間を確立することによって、エンタープライズの規模と新興企業の文化との架け橋を築いています。
当報道資料は、2015年8月13日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
http://www.ibm.com/press/us/en/pressrelease/47487.wssTopics | XML feeds |
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